今度は100万円超の肖像画などが紛失。世田谷区役所どうなってるの?
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
本日(7/29)の企画総務委員会にて、ちょっと信じがたい報告がありました。
区が、歴代区長の肖像画を「滅失した」というのです。
歴代区長の肖像画が無くなった件(おそらく捨ててしまったのでは?)。大場区長の肖像画100万円+額縁13万4400円、熊本区長は肖像画と額縁こみで63万円、の記録ありとのこと。その他田村・長島・佐野各区長の肖像画は金額について記録が残ってないとのことでした。 pic.twitter.com/VvFbDyRrTy
— 桃野芳文(世田谷区議会議員) (@momono4423) July 29, 2025
滅失なんて、普段聞きなれない言葉を使っていますが、報告を聞いているとどうも”捨てちゃったみたいです”と言ってるような感じです。
ちなみに滅失したのは上記Xのポストにも記載がありますが、田村、長島、佐野、大場、熊本元区長の肖像画と額縁。備品登録からわかる価格は大場区長と熊本区長の肖像画関連のみですが、以下となっているようです。(総務課長に確認)
・大場区長肖像画100万円+額縁13万4400円=113万4400円
・熊本区長肖像画と額縁こみで63万円
区民の税金でつくった区の財産を無くしてしまうとはひどい話。ここのところ庁舎内で多額の現金や切手、無料乗車券等が相次いでなくなる事件が起きていましたが、世田谷区役所の内情は一体どうなっているのでしょうかね。
以下関連ブログです。
今度は30万円超の現金。世田谷区役所内で又もや”現金が無くなった”とのこと。今度こそ区長は本気で再発防止に取り組んでもらわねば困ります。
しかし、区の資料を読んでも不可解な点が多数。
最初から「歴代区長の肖像画はもう飾るな」と言った人でもいるのでしょうかね。
歴代区長の肖像画は、旧庁舎の区長応接室に掲額されていたものですが、新庁舎の区長応接室には”全ての建物が竣工してから掲額するつもりだった”旨の記述があります。
でも既に令和6年4月に東棟は完成し、そこに新区長室、区長応接室があり、全面的に稼働しています。”他の建物が竣工するまで掲額しないつもりだった”なんてことある?
これから区として、元区長のご家族ら関係者に謝罪をするそうですが、それを担うのは副区長だそうです。それも変な話。
以下、本日の企画総務委員会に提出された区作成資料です。赤線は桃野がつけました。
本日(令和7年7月29日)の企画総務委員会の動画は、世田谷区議会のサイトからご覧ください。
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