区役所内で金品が相次いでなくなる件。監査委員も区長の責任を厳しく問うています。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
本日(2/20)、桃野は区議会一般質問。以下5つのテーマで質問しました。
1)区役所内での金品亡失事件について
2)区史編さん問題について
3)不登校児童生徒への支援について
4)5歳児健診について
5)DV等支援措置対象者のマイナ保険証について
本日のブログは「1)区役所内での金品亡失事件について」ご報告です。
亡失とは簡単に言えばなくなってしまうこと。区役所の職場内で現金や切手、無料乗車券がなくなってしまうという事件が相次いでいます。ところがどの事件も犯人不明。
そのうちの一つ、生活保護費が約30万円なくなってしまった件については、昨年6月の議会質問で桃野は、他自治体で実際にあった例を挙げて、区長が責任をとって賠償したらどうかと投げかけていました。
ところが区長は、自身は賠償するつもりはないときっぱり。加えて総務部長に「区職員には賠償責任は問えない」と答弁させていました。
ところが、9月になって区の監査委員が、区職員に賠償させよとの監査結果を出すと区もそれに従う方針を示します。
これは一体どうしたことか。
桃野が指摘していた時点で迅速に対応していれば、真相究明ができた可能性もあったのではないかと残念でなりません。ここでも区長のゆるーい仕事ぶりが災いしたと言っていいでしょう。
監査結果報告書の中でもこんな文言が記されています。
監査委員による事情聴取時には職員の記憶があいまいな部分も多く、証言に食い違いも出るなど、事実認定が極めて困難であった。 重大事故を把握しながら直ちに事故報告書の提出を求めず、提出されたのちも事故監察を行わずに対応を所管部任せにした世田谷区の対応が、世田谷区の損害額及びその責を負うべき者など、事実認定と原因究明を困難にするとともに、所管部の職場を長期間不安定な状況に置くことで、係間の分断が懸念されるなど、執務環境に大きな影響を及ぼすことになった。
(中略)
世田谷区の今回のような対応は、その自律性に疑問を抱かせるものであると言わざるを得ず、大変不適切である。今後十分に検証を行うべきである。
世田谷区長の責任は極めて重大です。
質問の様子は以下動画でご覧ください。「金品亡失」関連部分です。
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