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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2022-07-04

KDDI通信障害。携帯電話が繋がらないことで「命の問題」になることもある。世田谷保健所ではコロナ陽性者でリスクの高い方への電話連絡が滞る事態も。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

KDDIの通信障害。7月2日(土)の未明に発生し、丸二日間以上続きました。KDDIは、今日4日(月)の午前7時すぎ、携帯電話によるデータ通信が概ね回復したと発表しました。

しかしながら、まだ音声通話がつながりにくい状態は続いている模様。

私の携帯電話も非常につながりにくい状態になっていて「何度電話しても繋がらない」とメールでご連絡を頂いたり、こちらからかけても「通話中のような音が流れて繋がらない」と言ったことが続いています。

携帯電話が繋がらないと本当に不便ですね。ところが「不便」では済まされないことも。今回の通信障害で世田谷保健所の仕事にも影響が出ています。

7月2日(土)、7月3日(日)と、新型コロナウイルス感染症の検査で陽性となった方への連絡が滞るという事態が、起こりました。

新型コロナウイルス感染症の検査を受け、陽性となった方、その中でもリスクの高い方などの架電対象者に対して電話が繋がらず。

・7月2日(土)

架電対象者数:25名

通信障害により不通となった人数:2名

・7月3日(日)

架電対象者数:23名

通信障害により不通となった人数:6名

本日7月4日(月)時点で区は「個別訪問やショートメールの繰り返し送信などにより、今回の通信障害での連絡がとれない方への対応は終了している」としています。「対応終了」ということなので、架電対象者で(通信障害を原因の)連絡が取れてない方はいないということなのでしょう。

でも最近は固定電話を契約せず、携帯電話のみをお持ちの方もいらっしゃいます。そうでなくとも「連絡先として伝えるのは携帯電話の番号のみ」という方は多いのではないでしょうか。

携帯電話が繋がらないことが、時に命の問題に繋がりかねないと改めて感じる今回の通信障害でした。もちろん、大規模な通信障害を起こさないことが事業者側には求められます。それでも、今後こうしたことは絶対に起こらないとは明言できないでしょう。

ことと場合によりますが、何かの書類に「連絡先」を記す場合は、携帯電話番号と固定電話番号の両方、携帯電話番号とメールアドレスの両方など、工夫する必要があるかもしれません。

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