HPVワクチン。今般国が、キャッチアップ接種や自費接種をした方への償還払いについて実施概要を示しました。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
HPVワクチンのキャッチアップ接種、自費接種した方への償還払いについてのお知らせです。
桃野は先の区議会予算特別委員会でも取り上げていました。HPVワクチンを自費で接種した方への償還払い。ようやく国が実施概要を示しました。良かった!→HPVワクチン 自費接種費用を払い戻し 厚労省が通知 | 毎日新聞 https://t.co/B8YjKsAdiv
— 桃野芳文(世田谷区議会議員) (@momono4423) April 2, 2022
子宮頸がんワクチン、いわゆるHPVワクチンは、平成25年4月、小学校6年生から高校1年生相当を対象に定期接種とされましたが、ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な痛み等の副反応が報告されたことから、同年6月14日に国は、積極的な接種の勧奨を控えるよう勧告しました。
その後、令和2年10月には、ワクチンの有効性及び安全性等の情報提供に取り組むことが勧告をされ、世田谷区でも、接種対象者及び保護者宛て、に厚労省が作成したリーフレットを個別に送付しています。
リーフレットは厚労省のサイトからもご覧頂けます。以下のURLから参照ください。
【HPVワクチンについて知ってください〜あなたと関係のある”がん”があります〜】(厚労省のサイト)
上記パンフレットには、接種対象者が希望すれば公費で接種できること、HPVワクチンには子宮頸がんを防ぐ効果があるが副反応のリスクもあること、ワクチンを接種しても20歳になったら子宮頸がん検診を受けることが大切であることなどが示してあります。
接種の勧奨が差し控えられていた間に、対象年齢を過ぎたなどで、既に自費接種をした方もいらっしゃるかと思いますが、今般、国が「償還払い」を含む、キャッチアップ接種についての実施概要を示しました。
以下、厚生労働省通知(健健発 0318 第3号 令和4年3月18 日)より。
■国の示す実施概要
(1)
積極的な勧奨の差控えにより接種機会を逃した平成9年4月2日から平成18年4月1日生まれの対象者に対して、令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間、キャッチアップ接種を実施する。
(2)
対象者には個別勧奨として予診票を郵送する。
(3)
HPVワクチンを定期接種の機会を逃した方で、既に自費で接種を受けた方に償還払いを実施する。
厚労省の通知に沿った形で、世田谷区でも償還払いを実施することになるかと思います。世田谷区は未だ償還払の実施方法について詳細を示していませんが、世田谷区からの発表次第、桃野もSNS、ブログ等でお伝えいたします。
■以下、国の通知から抜粋
厚労省通知は以下リンクからご覧下さい。
【HPVワクチンのキャッチアップ接種の実施等について】(厚労省のサイト)
【(別添)償還払い関係資料】(厚労省のサイト)
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