厳しい財政見通しなれど。コツコツと区民の暮らしの中に癒しの場を設けていかなければ。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
昨日のブログで、コロナの影響による厳しい財政見通しについて触れました。大きく収入減となることが予想される区財政の中で、区民サービスをいかに維持していくかが今後の課題となります。
【世田谷区令和3年度予算(案)のポイントは?大幅な減収見込みの中、どのように対応するか】(2021.02.10 桃野ブログ)
例えば「公園の整備」も計画的に進めていかなければなりません。公園は子どもの遊び場というだけでなく、高齢者も含めた多くの区民の憩いの場でもあります。人々を和ませる緑や花のある空間として人々を和ませる役割などもありますし、大きな公園は災害時に避難場所等になる役割も担っています。
さて、2月24日(水)から開催予定の「令和3年第1回区議会定例会」では公園の設置に関する条例が議案になる予定です。具体的には、深沢と砧にそれぞれ一つずつ新たな公園を設置することに関する条例。もう既に実態として公園は完成していますが、可決されれば正式に公園設置ということになります。以下、2021年2月9日の都市整備委員会の資料より。
■先ずは深沢7丁目に(議案が可決されれば)設置される「もみじ公園」
最下のJのところに大きなもみじの木が植っています。だからもみじ公園。
■こちらは砧一丁目に(議案が可決されれば)設置される「ろっかく公園」。
敷地が六角形の公園なのでろっかく公園です。
公園設置に関する議案が可決されれば、上記2つの公園は令和3年3月31日に正式に設置されることになります。世田谷区では公園、身近な広場、都立公園などのオープンスペースを区民一人当たりで計算して6㎡にすることを目標にしています。一方、令和2年1月時点の区民一人当たりオープンスペースは2.92㎡にしか過ぎません。
財政状況には当然目配りをしつつではありますが、これからも適地を見つけ、コツコツと公園等を整備し、区民の暮らしの中に癒しの場を設けていかなければなりません。
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