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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2012-02-12

落ちて欲しいような人が落ちる選挙

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本日、田中秀征さんのお話を伺ってきました。
三軒茶屋で開かれた「田中秀征の民権塾」にて。
http://www.shuusei.com/
田中秀征さんは、1993年、武村正義さん等とともに自民党を飛び出し「新党さきがけ」を結成。
政治改革の実現に取り組む中、1996年の橋本内閣では経済企画庁長官を務められました。
大きな組織、団体にもおもねることなく信念を貫くその姿勢は、今でも多くの方の支持を得ています。
本日の民権塾でも多くの示唆を頂きました。
 【野田内閣の消費税増税路線は大間違い】
増税の前に、やるべきことが全くできていない。
ムダ遣いの排除をせずして、消費税増税などもってほか。
増税よりも、政治家や官僚が身を切るのが先。
話題になった「事業仕分け」の多くはサービスのカットだから、国民にとっては増税と同じ。
増税よりも行政改革。
野田内閣の消費税増税路線は財務省の言いなり。
自民党も消費税増税路線は同じ。財務省の取り合いみたいなもの。
 【大阪市の橋本市長について】
橋本市長が支持を受けているのは、簡単な理由。
自ら身を切っている(報酬カットなど)から。
ムダの排除の実績もある。
有権者との約束を守っている。
 【これからの政治家に】
いい人は、中々選挙には出てくれない。
そもそも、自分のポスターが街に張られていたり、人前で演説するのは普通は嫌なもの。
そして、(政治家として)やりたいことがあっても、それを実現できる環境にないと考える。
しかし、今はその状況が拓けてきた。
社会で活躍している人が、その身分を捨てても出てくるという局面が近付いている。
この流れは止められない。
「政治家に相応しくない人が政治をやっている、今の状況は変わるのか」との質問に対して。
「これからは、あなたが落ちて欲しいような人は落ちるよ」との答え。
会場がどっと笑いに包まれました。
「ぶれない信念」がヒシヒシと伝わってくる2時間半でした。

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