2016-10-08
備えることは命を守ること。小さな違いが命の行方を左右することにつながりかねません。
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
本日(8日)、午前1:00、阿蘇山(熊本県)で爆発的噴火が発生。
噴煙は高さ1万1000メートルまで噴きあがり、その降灰は兵庫県まで達する見込みとのこと。
阿蘇山での爆発的噴火は36年ぶりということですから、まさに「忘れた頃にやってくる」といったところでしょうか。
災害は忘れた頃にやってくる。
でもやっぱり、常に忘れず、その時に備えなければなりません。
その備えがあなたの、そして家族の命の行方を左右することにもなりかねません。
さて、今日は午後から夕方まで地元の区立小学校へ伺っていました。
目的は避難所運営訓練。これまでも、地元の「おやぢの会」の皆さんとともに避難所運営に協力しています。
今日は、アルファ米の炊き出し、仮設トイレの設営、ダンボールを活用した簡易間仕切りシステムの設営などなど、実際の災害時を想定して必要な作業を地域の皆さんと再確認しておりました。
共助(家族、企業や地域コミュニティで共に助けあうこと)。
地域を守る当事者としての意識を多くの方と共有できれば。
それが、広く減災という結果につながるのではないでしょうか。
そして、先ずは自助。
昭和56年以前の建物(旧耐震)にお住いの方は必ず耐震診断を(世田谷区役所にご相談ください、区の助成制度あります)。そして寝室を中心に家具の転倒防止を。水や食料の家族3日分の備蓄は最低限確保しておく。
首都直下地震は必ずやってきます。
備えることは、命を守ることなのです。
■写真は仮設トイレ組み立ての様子
(災害時は上下水道の機能不全が想定されます。トイレは最大の課題と言ってもいいでしょう)
関連記事
多摩川の状況から「宇奈根のわたし」は中止。自然は危険と隣り合わせ、危ない時は水に近づかない、も大事な学びですね。屋内でのイベント楽しかった! 阪神・淡路大震災から28年。日本は「事前復興」の取り組みなど、あの大震災から多くのことを学び、災害対策を進めてきました。 地域の皆様と児童館で懇談会。「中学3年生にとって、コロナのない中学校生活は想像できない。大人のようにコロナ前に戻すという感覚がない」とのお話。 今日は地元の区民まつり。そして秋のお祭りシーズンはまだまだ続きます! 手話言語条例を可決。世田谷区議会ではようやく。手話を使う方々にとっても暮らしやすい世田谷区となるよう。取り組みを進めます。
コメントを残す