2016-08-13
内戦で荒んだ祖国。命をかけてそこから逃れなければならなかったその人のオリンピックは、いかなるものなのでしょう。
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
リオ・デ・ジャネイロ五輪。
日本はここまで7つの金メダルを含む24個のメダル。
日本人選手の活躍は当然、嬉しい。
加えて、他国の選手の結果も含め「スポーツ」が持つ力に心を動かされる毎日です。
柔道男子90kg級に出場した「難民選手団」のポポル・ミセンガ選手の戦いには、目頭が熱くなりました。【NHKのサイトより→ミセンガ選手の戦い】
「できる限りの姿を見せたい」
「難民の希望になりたい」
と、ミセンガ選手は、腕をきめられても決して「まいった」をしませんでした。
内戦で祖国の人心は荒れ、やがてそこから逃れなければならなかったその人が、オリンピックの畳に辿り着く。
それだけではなく、その闘いはまさに不屈の精神で満たされていました。
厳しい境遇で生きる多くの人々の希望となること。
これは、スポーツの、そしてオリンピックの力。
いよいよ、リオ・オリンピックは閉幕まで残り1週間あまり。
まだまだ、感動あふれる多くのシーンを楽しみにしています。
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