2011-09-05
ざっと、年間2,000万円
今週は委員会が目白押しです。
今日は区民生活常任委員会。
委員会の中の「粗大ごみの資源化」についての話。
現在、粗大ごみは区で収集運搬し、東京湾の中央防波堤内にある、粗大ごみ破砕処理センターで処理されています。
センターでの破砕後、鉄、アルミニウムは回収。
残りの可燃物は、清掃工場で焼却されたり、不燃物は埋め立てられたりという形で処分されます。
実は、これが「もったいない!」
都市から排出される家電製品には、価値ある金属が含まれているのです。
「都市鉱山」ともいわれます。
都市から”ゴミとして”排出される大量の家電製品、携帯電話などには価値ある金属類が豊富に含まれているのです。
金、銀、銅、スズ、インジウムなど。
金属によっては、世界の埋蔵量の10%、20%に匹敵する量が日本の都市に眠っているという試算もあります。
さて、世田谷区。
今年の10月より、粗大ごみ中継所において、有価金属を含む粗大ごみを分別し、売り払う「粗大ゴミの資源化」を行います。
資源化の対象は、鉄、銅、アルミニウム、ステンレス、貴金属、レアメタルなど。
世田谷区では、年間2,000t程度の資源化、¥10/kg~¥15/kg程度での売り払いを見込んでいます。
ゴミとして処理していたものから、ざっと2,000万円。
ただのゴミも分別すれば宝物。
金属類の海外依存度を、少しでも下げられれば一石二鳥です。
【この中にもきっと…】
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台風19号から学ばなければ。台風の際はどれくらいの土嚢をどこに準備し、その利用目的の優先順位はどうするのか。 現在、スプレー缶の殆どにLPガスが使われています。いわば小さなプロパンガスボンベ。その危険性に十分な認識を。 世田谷区長、そもそも狛江市在住。当選後しばらくして世田谷区内にも部屋を借り公用車で行ったり来たり。なぜ「自宅」を正式に区に届け出たくないのか? 他区のように、帯状疱疹ワクチン、おたふくかぜワクチンに接種費用の助成を。世田谷区の姿勢は消極的なままでしたが、粘り強く働きかけていきます。 ご注目を!1月14日(日)テレビ朝日「テレメンタリー」、地域によって放送時間は異なります。首都圏は早朝4:30〜。