男と女は平等か?「男は仕事、女は家庭とは思わない」その一方で・・・
男と女は平等か?
世界経済フォーラムが毎年発表している世界各国の男女格差に関するレポート。
「The Global Gender Gap Report(グローバル・ジェンダー・ギャップ・レポート)
男女の格差を指数化して各国を順位付けしたもので、上位(数値が小さい)ほど男女の格差が少ないことを意味します。
1位 アイスランド
2位 フィンランド
3位 ノルウェー
4位 スウェーデン
5位 デンマーク
6位 ニカラグア
7位 ルワンダ
8位 アイルランド
9位 フィリピン
10位 ベルギー
・
・
・
2014年版のレポートによると1位(最も男女の格差が少ない)はアイスランド。
6年連続の1位だそうです。以下には北欧の各国が続く。
日本を探して、画面を下にスクロールして行くと・・・
やっと出て来た104位。
アジアではフィリピンが9位にランクされていて、フランス(16位)、カナダ(19位)、アメリカ(20位)よりも上位となっています。
話はかわってローカルの話。
世田谷区が昨年実施した「男女共同参画に関する区民意識・実態調査※」をみると、
・「男は仕事、女は家庭」と思うか。
男女ともに”否定派”が多くなっています。
・「職場での男女差別」
男女ともに、職場での差別は特にないという回答が多くなっていますが、昇進昇格や能力評価などで差別が有ると言う方も多くなっています。
調査内容をみると、その他、男性は未婚時は家事を一定時間やるが、結婚するとしなくなる。
家庭内の家事、育児、介護にかける時間は、女性は平日、休日ともに「2〜3時間」と「4〜5時間」が多い。
男性は平日は「ほとんどしない」と「1時間くらいまで」が多く、休日は「1時間くらいまで」と「2〜3時間」が多い。
などの傾向が読み取れます。
男女を問わず、就労の有無や家庭環境の違いなどで回答は異なると思いますが、「男は仕事、女は家庭」とは思わない反面、実際には「家事の大部分は女性が担っている」という状況のようです。
「男女共同参画に関する区民意識・実態調査」は2月中旬に世田谷区のホームページで全編が公表される予定です。是非ご一読下さい。
コメントを残す