世田谷区の火災
本日は、成城消防団の可搬ポンプ操法大会にお邪魔いたしました。
指導者以下5名を1チームとして、車輪のついた可搬ポンプを操作します。
ホース三本を延長して、的に向かって放水する基本操法を行った後に、更にホース一本を追加して放水する形。
束ねたポンプを担いで全力疾走する団員の方を見て、防災の為に日々頑張るその心意気を痛感した次第です。
さて、世田谷区では年間、どれくらいの火災が起きているのでしょうか。
平成21年度の世田谷区内3消防署管内の月別火災発生件数の合計をみると、1月27件、2月15件、3月27件、4月30件、5月25件、6月28件、7月21件、8月22件、9月19件、10月15件、11月19件、12月26件、年間合計で274件となっています。
そして、その原因別火災発生件数をみると、放火が60件、たばこが27件、ガステーブルが40件、電気ストーブが8件、ロウソクが4件、その他が125件となっています。
月別件数でみると、4月、6月、1月、12月の順で発生件数が多く、「その他」を除く原因の約半分が放火ということになります。
今回手にした統計には月別・原因別の資料がありませんでしたので、大雑把な見立てにはなってしまいますが、「来週からはもう6月。放火対策も万全に」ということになります。
・家の周りに死角をつくらない工夫を
物置や駐輪の場所には注意。
特に古紙などの燃えやすいものを物陰に置かない。
・郵便受けや新聞受けにモノをためない
郵便受けなどに火のついた紙を入れるのは常套手段。
空き巣対策のためも、モノをためない。
・侵入させない
門扉、物置、窓などの施錠を確実に。
窓から家の中に火のついたものを投げ入れるという手口もあります。
そして、何よりも大事なのは不審者を寄せ付けない街づくり。
地域住民が相互に上記のような点を指摘しあうこと、見回り活動、あいさつの励行などが不審者が嫌がる活動です。
コメントを残す