世田谷区の保育サービス
今日は、福祉保健常任委員会。
自分が所属する以外の委員会のことも把握しなければなりません。
所属議員としっかり情報共有しつつ、自ら傍聴できるものは、できる限り傍聴して問題を共有します。
議員といえども傍聴なので、発言はできませんが、問題点をみつけ、整理や調査をすることはできます。傍聴も大事な活動の一つです。
本日の委員会の中で保育サービスの状況についての議題がありました。
平成23年度の世田谷区の待機児童の数は434名。(区の基準での算出)
昨年の504名に比べて14%程度の減少です。
世田谷区の保育サービス施設は、平成22年度で167施設、定員数で9.963人。
平成23年度で176施設、定員数11,265人。
待機児童の数は直近5年間をみると、平成19年度の125人から、20年度の210人、21年度の463人、22年度の504人と年々大きくなってきていました。
本年度、先ずは増加に歯止めがかかったとはいえるかもしれません。
しかしながら、区内に434人の待機児童がいることは厳然たる事実です。
この人数に近い数の女性が「働きたいのに、働けない」そんな毎日を過ごしています。
少し時代をさかのぼれば、保育サービスの役割は、「家計を補うために女性が働く」という理由が主であったかもしれません。
時代は変わり、女性、男性を問わず、働き方、働く理由は大きく変化しています。
働く女性が、もはや当たり前の時代。
保育サービスを受けたい区民がすべからく、サービスを利用できる状況を作らなければなりません。
働きたい女性が、出産や子育てを理由に仕事を辞めるということが無い社会をつくらなければなりません。
加えて、病児保育、一時預かりなどニーズの多様化に対応することも必要です。
私は、そのためには、更なる民間業者の活用を進め、ビジネスとしての活性化をはかることも必要な方策だと考えます。
コメントを残す