特別養護老人ホームで介護をさせて頂きました(3)
介護に関する実習の2日目。
昨日から本日の朝にかけて、夜勤を行ってきました。
16:00から翌朝9:00までのプログラムです。
先ずは、一日の流れや注意点などの確認。
そして、日勤の方からの「申し送り」を行うミーティングからが本格スタートです。
利用者の方の健康状態、心理状態、食事や水分をどれくらい摂っているか、体調を崩している方やケガをしている方がいればその状態など、丁寧にバトンタッチされて行きます。
申し送り終了後は、皆様に食事を摂っていただく準備。
夕食準備、離床介助、配茶介助、夕食介助と進めます。
夕食後は、入れ歯の手入れなどの口腔ケア。
その後、しばらく利用者の方とお話したり、お手洗いにお連れしたり。
就寝される方には、就寝の準備への介助を行います。
多くの方が寝静まったら、夜の排せつ介助に使う清拭を準備したり、シーツの洗濯をしたりしながら、起きている方や、コールボタンを押された方への対応をします。
夜の排せつ交換は、夜10:00と朝方の3:00。各ベッドをまわり、オムツ交換などを行います。
朝は5:30から、起床介助、洗面介助。
その後、朝食介助を行って一段落です。
スタッフの朝礼は8:30開始。
朝礼後、今度は日勤の方への申し送りを行います。
今回は特養老人ホームの夜勤という貴重な体験をすることができました。
朝、顔を洗うお手伝いをし、髪をとかして差し上げた時の、利用者の方の笑顔や、リラックスした表情は、これからも忘れることは無いでしょう。
長い人生を送ってきた、その人生の終盤に、迎えるべき生活とは何か。
高齢者や、そのご家族に提供するべき福祉サービスはどうあるべきか。
一生懸命考えていきたいと思います。
貴重な機会を与えてくださった全ての皆様に感謝です。
(写真:小池施設長(左)、森川サービス係長(右)、介護スタッフのみなさん)
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