介護という仕事にかける熱い思いを感じて、私も元気を頂いています
先週の金曜日(8日)、区内にある特別養護老人ホーム「さつき荘」の実践報告会に伺いました。
実践報告会は、さつき荘での日々の取り組みを、各グループに分かれて、その内容を発表する会。
例えば「さつき流生きがい支援プロジェクト」
老いを重ねるにつれ、今まで自由にできたこともできなくる・・・
施設で暮らす利用者の皆さんは、基本的な生活を安全に過ごすことが優先されがちで、「生きがい」は後回しにされがち。
そこで、介護スタッフが「さつき流生きがい支援プロジェクト」を立ち上げ、利用者の皆さんの生きがいを「日常的なこと」から「非日常てきなこと」に整理し、いつまでも生き生きと笑顔で過ごせるよう支援していこうという取り組みです。
【日常的な生きがい】
・晩酌で飲む冷えたビールのおいしさ
・熱々の鍋を囲むとき
・人に会うとき外出するときのお洒落やお化粧
など
【非日常的な生きがい】
・住み慣れた家に帰りたい
・誕生日に好きな歌舞伎を見に行きたい
・すき焼きをお腹いっぱい食べたい
など
施設だから、高齢者だからと諦めがちなこと、避けてしまいがちなこともスタッフ一丸となって実現している取り組みを紹介頂きました。
施設内に「居酒屋」の構えをつくって、居酒屋でビールや日本酒を楽しんでいた日々を再現しつつ、利用者の皆さんにお酒を楽しんでもらったり、火傷してしまうんではないかと避けず、ホットプレートを使って利用者の皆さんに、自分で熱々のホットケーキを焼いて召し上がってもらったり。
スタッフの皆さんが趣向をこらし、又一生懸命汗をかいて、高齢者の皆さんの生きがいをサポートしようとする姿勢が伝わってきました。
今回で7回となる実践報告会ですが、私が伺わせていただいてから3年目となります。
毎回、毎回、携わる皆様の介護という仕事にかける熱い思いを感じて、私も元気を頂いています。
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