2025-01-22
生産年齢人口と高齢者人口の関係から見れば、世田谷区は比較的高齢化の程度は低い。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
少子高齢化と言われて久しい我が国ですが、世田谷区の状況を見てみましょう。
最新(令和7年1月1日)のデータ「世田谷区の高齢者人口」(高齢福祉部高齢福祉課作成)を見ると、世田谷区の高齢者人口は以下。
・区全体の人口:923,210人
・65歳以上:190,088人、総人口に占める割合は20.59%
・70歳以上:147,417人、15.97%
・75歳以上:109,206人、11.83%
・80歳以上:68,654人、7.44%
・90歳以上:16,580人、1.80%
・100歳以上:625人、0.07%
・老年人口指数 (65歳以上の人口÷15歳以上64歳以下の人口)は、30.19%
政府の統計(e-Stat)を見ると、最新データが2023年(令和5年)10月1日現在ですが、老年人口指数は日本全体で49.0、東京都は34.2です。
いわゆる「生産年齢人口」と高齢者人口の関係で見れば、世田谷区は日本の中では比較的高齢化の程度が低い地域と言えるでしょう。
一方、令和5年7月の「世田谷区将来人口推計」を見ると、この先、年少人口、生産年齢人口ともに緩やかに減少、逆に老年人口が緩やかに増加するとしています。
自治体の取り組みとしては、高齢になっても生き生きと暮らせるまちづくりとともに、生産年齢人口の呼び込み、転出増とならないような施策も行なっていかなければなりません。
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