玉川上水旧水路緑道の再整備計画、その費用は113億円なり。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
先日、こんなニュースが目に止まりました。
【玉川上水旧水路緑道】
笹塚から代々木まで
2.6キロの都市公園です。老朽化に伴う
再整備の事業費は113億円計画の内容は?
住民の一部からは計画の見直しを求める声も
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— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) December 5, 2024
渋谷区が「玉川上水旧水路緑道」の再整備計画を示し、その費用は113億円とのこと。区民からは事業費が高額などの理由で、計画の見直しを求める声も上がっているようです。
上記記事にもありますが”石材やレンガなどの廃材を粉砕して固めた「テラゾ」と呼ばれる舗装材”を使った歩道や大型ベンチを設置する計画で、そのテラゾも事業費を押し上げる要因だとか。
桃野は、他区のことでもあり、この事業の賛否を論じるほど情報を持っていませんが、廃材を利用”といえば何か良いことをやっているような気分になって”その分は予算が増額になってもいいだろう”と考えたのかなと想像はしています。
税金は区民の大切なお金。その使い方を決める権限を持っているのが区長などの首長。
”いいことやっている風”ではなく、自分のお金だったとしたらやるか、という感覚は大事にしながら、仕事に取り組んでもらいたいと思います。
さて、世田谷区の話。
渋谷区の緑道再整備ほどの金額ではありませんが、世田谷区長も”いいことやっている風”で高額な予算を執行してしまうことがあり、そこは区民の代表(議員)として厳しく指摘をしています。
例えば、高額家具。
区民会館にならべる椅子や机は、旧庁舎の敷地内で伐採された樹々を再利用したもの。本来家具に適さない材料をわざわざ”区民とともに再利用する”とのコンセプトでワークショップなどを開催した後、某事業者により納品されたものです。
総額3466万円、97個の椅子や机。一個あたり35万円です。
それも、この種の事業を別の区公共施設でもおこなっていました。
ワークショップに参加した区民の皆様も、こんなにお金が掛かっていると知ったら驚くのではないでしょうか。
世田谷区長、自分のお金だったらこんなことやりますか。区長は反省すべきだし、今後はこのような事業は行うべきではないと議会で強く指摘をしています。
以下、約40秒の動画です。ご覧ください。
こちらは関連ブログです。
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