今年の4月から、熱中症警戒アラートに加えて熱中症”特別”警戒アラートの運用が始まっています。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
暑い日が続きます。
ここ10日ほどを振り返ると東京では毎日のように「熱中症警戒アラート」が発表されていますね。皆様、水分や塩分の補給、エアコン等の適切な使用、暑さ対策グッズの活用など、自身の健康を守るための行動をお取りください。
桃野もつい最近、外出時には日傘を活用することにしました。日傘をさすのは初めてのことですが、日光を遮るだけで格段に楽になりますね。男性はこれまで使ったことない方が多いと思いますがおすすめです。
さて、今年の4月から、熱中症警戒アラートに加えて「熱中症特別警戒アラート」の運用が始まっていることをご存知でしょうか。
以下。環境省のサイトより抜粋引用。
・熱中症警戒アラート
熱中症の危険性に対する「気づき」を促すものとして、府県予報区等内において、いずれかの暑さ指数情報提供地点における、翌日・当日の日最高暑さ指数(WBGT)が33(予測値)に達する場合に発表します。
・熱中症特別警戒アラート
都道府県内において、全ての暑さ指数情報提供地点における、翌日の日最高暑さ指数(WBGT)が35(予測値)に達する場合等に発表します。
・暑さ指数とは
暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)は、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい ①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標です。
*暑さ指数の算出方法など、詳しい説明はこちら(環境省のサイト)をご覧ください。
国内ではまだ熱中症特別警戒アラートが発表されたことは無いようです。いざ特別警戒アラートが発表された際には、これまでにないほどの特段の注意が必要ということになるでしょう。エアコンの効いた室内からは出ないとか、屋外での運動や作業は実施しないとか。
ちなみ世田谷区の教育委員会では、熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)が発表された際の、教育活動等について以下のように定めています。
・ 熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)発表時の基本的な対応について
(1)原則、一斉休校は行わない。
(2)原則、屋外での活動は中止とする。※水泳、部活動、休み時間の外遊びを含む
(3)屋内での活動については、実際に活動する場所における熱中症の危険度を、暑さ指数(WBGT)を活用して把握し、適切に判断する。
(4)校外学習や宿泊学習等、熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)が発表された都道府県以外の場所での活動については、当該の都道府県の状況を把握し、活動内容等について適切に判断する。
・保護者の皆様への周知について
熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)が発表された場合は、教育委員会より学校緊急連絡情報配信サービス「すぐーる」にて保護者の方へ周知する。
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