身近なまちの満足度アンケート。玉川地域は全体的に満足度高し。世田谷・北沢・砧・烏山地域は?
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
本日は世田谷区都市計画審議会へ。
都市計画審議会終了。今回は1テーマで2時間超の議論。毎度毎度、審議会会長中林一樹先生の発言はじめ、各委員の議論は世田谷区のまちづくりに関して、大変勉強になります。充実。 pic.twitter.com/TY5KtNAd7W
— 桃野芳文(世田谷区議会議員) (@momono4423) June 24, 2024
今日の審議は「世田谷区都市整備方針の見直し」について。
都市づくり、街づくりにおける世田谷区の総合的な基本方針が「世田谷区都市整備方針」で、現在の都市整備方針は平成27年4月に定められました。計画期間は概ね20年。
区全体として、又各地域に共通する都市作りの基本方針を示した「第一部『都市整備の基本方針』」と、地域の特性を活かした身近な街づくりの方針を示した「第二部『地域整備方針』」とで構成されています。
平成27年4月の都市整備方針の策定から、間もなく10年を迎えるということで、「第二部『地域整備方針』」で示されている「アクションエリアの方針」について見直しに向けた検討が進められています。
本日の都市計画審議会に示されたのが「第二部『地域整備方針(後期)』」(叩き台)。10年経つとまちづくりに関する状況にも変化があるので、見直すべきは見直すという作業ですね。
アクションエリアとは「区民・事業者・区(総合支所)が協働し、今後、概ね10年間にわたり街づくりを優先的に進める地区」です。
「第二部『地域整備方針(後期)』」(叩き台)で示されたアクションエリアは以下の15地区。
では、アクションエリア以外は街づくりが進まないのかと言えば、もちろんそうではありません。叩き台の中には、しっかりと以下の文言が記されています。ここは大事なところです。
終章「区民主体の身近な街づくりを進めるために」
従来の法令に基づく地区計画や地区街づくり計画などを活用するほかに、 区民活動団体や企業等による自主的な活動、 官民連携による取組みなどを推進していく。
区は、区民主体の街づくりを進めるため、 街づくり条例に基づき、 様々な支援を行うとともに、 様々な街づくりのテーマに自主的に取組む活動についても支援していく。
そして、今日都市計画審議会の中で示された「区民アンケートの結果」を見てもやはり、区民の皆様が暮らしの中で感じる課題や、それに対する満足度は、地域別に違いがあります。こうした結果を見ても区全体での計画とは別に地域別の計画が必要ですね。
ちなみに区内5地域とは以下の区分。地域別のアンケート結果は興味深いです。
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