都と区の関係
本日は、午前中いっぱいは常任委員会。
昼食を食べながら会派で打ち合わせをして、あわただしく飯田橋へ。
飯田橋にある東京区政会館にて行われる、都区制度に関する勉強会に参加です。
余談ですが、この夏の節電対策で、鉄道各社間引き運行を実施中。
乗り換えが複数回あると、相当到着時間がズレてきます。
「乗換案内」で検索した時間よりも更に余裕をもって出発しないと遅刻ということにもなりかねません。
今回はギリギリセーフ。
次回以降、気を付けます。
さて、勉強会の方ですが、講演+質疑応答で2時間。
都区制度の概要理解という感じです。
大雑把な表現にはなりますが、やはり課題は「財源」と「権限」です。
世田谷区は88万人の区民を抱える巨大な基礎自治体。
人口で言えば、市区町村で14番目ということなります。
堺市、新潟市などの政令指定都市よりも人口が多い。
しかしながら財源は主に、特別区民税と調整3税(固定資産税、市長村民税法人分、特別土地保有税)から配分される都区財政調整(都45%:区55%)ということになります。
お金も持ってないし、その分、果たすべき役割も小さい、といった構造。
生活に身近な例でいえば、上下水道の設置や管理、区立小中学校の教員の人事権、消防事務などは世田谷区ではなくて、東京都の役割分担になっています。
特別区の中で最大規模の世田谷区。
財源と権限があれば、サービスの担い手として相当の潜在能力を保有していると思います。
地域の実情を身近な所で把握している区が、地域のニーズにあったサービスを提供する。
区民目線に立って、地域の共同体の自治を推し進めていく。
私は、それこそが、地域の発展につながると考えています。
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