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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2022-12-23

危機管理の基本は「最悪の事態に備える」「最悪の事態が起きても被害がなかった(ほとんどなかった)という状況をつくる」こと。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

災害対策など、危機管理の基本は「最悪の事態に備える」「最悪の事態が起きても被害がなかった(ほとんどなかった)という状況をつくる」ことでしょう。

ことが起きた後に、危機管理を担う立場の者が「想定外」という言葉を発さないよう、あらゆる危機を想定しておかなければなりません。

仮に、我が国が他国からミサイル攻撃を受けたら。

想像だにしたくないことですし、そうならないようにあらゆる手立てを尽くすのが国の外交でしょう。とはいえ絶対にミサイルが飛んでこないなどとは誰も断言できません。

現に国は武力攻撃事態等に、住民の避難及び避難住民等の救援を的確かつ迅速に行うためのルールを国民保護法で定めており、それに基づき都道府県は区市町村と連携して「避難施設」を指定することになっています。

ところがこの避難施設の指定が、いい加減になされているのではないか。桃野が議会で取り上げたのが今年の6月の本会議でした。以下関連ブログです。

我が国へのミサイル攻撃など、絶対に起こらぬよう外交に努めるのが日本政府の役目。しかし「最悪の自体を想定した準備」こそ危機管理の基本です。

6月の本会議で桃野が区に指摘したのは、主に以下の点です。

・武力攻撃事態等における世田谷区内の避難施設について区民周知がなされていない。

・区は、安易に学校を避難場所にしておけば良いと考えてはいないか。

・地下施設であれば、学校よりは避難場所として有効だと考えられるが、地下に駅がある鉄道事業者に、協力を求めることはしないのか。

・大深度地下にある外環道に区民が逃げ込むスペースが無いか検討したり、スペースを作ろうとしたりはしないのか。

・区立学校程度の、又それ以上の堅牢な施設は区内にまだまだあるはず。区はもっと真剣に安全な避難場所について検討すべき。

この議会質問以降、世田谷区では、桃野の提言に沿って様々な避難施設が指定され、その数は増加しています。そして今般さらに増加。令和4年12月23日に区内にある都立施設3ヶ所、8施設が新たに指定されました。

区民の皆さんは是非、自宅最寄りの避難施設や頻繁に立ち寄る先の近くの避難施設を記憶に留めておいてください。

区内の避難施設については以下、世田谷区のサイトで一覧がご覧いただけます。

国民保護法に基づく避難施設について】(令和4年12月23日更新、世田谷区のサイト)

内閣官房のサイトも参考にしてください。

内閣官房 国民保護ポータルサイト

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