明日から「世田谷区のPCR検査会場の臨時設置」がスタートします。対象者は抗原検査キットで陽性となり且つ無症状の方のみ。区予算は1億円です。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
既に報道されていますが、明日から「世田谷区のPCR検査会場の臨時設置」がスタートします。
このニュースでは伝えてないが、対象は無症状者のみ。仮に検査で陽性となれば「自宅療養して下さい」で終わりとなる。しかも区は抗原検査陽性の方に”できるだけ”公共交通機関を使わずに来て”と。→世田谷区 感染急拡大で臨時PCR検査車両を設置へ|NHK 首都圏ニュース https://t.co/9lDZYVvjqp
— 桃野芳文(世田谷区議会議員) (@momono4423) February 6, 2022
稼働は明日(令和4年2月7日)から3月末までの予定で、日曜日・祝日は休み。 時間は午前9時30分~午後2時30分です。(※2月7日は正午~午後2時30分)
3月末までの区の予算は概算経費で1億円。
ちなみに、この検査会場はいわば医療機関扱い。医師による確定検査であり、受診者は保険証持参の上、有料で検査を受けることになります。
上記のNHKニュースでは伝えていませんが、このPCR検査会場で検査を受けられるのは無症状者のみ。多くの区民は何らかの自覚症状(発熱、咳、倦怠感など)があったときにすぐに診察してもらえることを望んでいると思うのですが、世田谷区が今回対象にするのは無症状者のみです。
世田谷区長はこれまでもなぜか「無症状者への検査こそが感染拡大を防ぐ」との考えを貫き続けていますから、今回も同様ですね。
区は、今回のこの検査会場でPCR検査を受けられる方を以下としています。
無症状の世田谷区民で以下の検査キット等により陽性疑いとなった方
・世田谷区が配布する無料抗原定性検査キット
・東京都のPCR等検査無料化事業
・市販の抗原定性検査キット
つまりは先日、区長が区内駅前などでばら撒いた抗原検査キットなどを使って検査(自己採取)した方が、結果、陽性だった場合、かつ無症状の場合は、ここへ来てPCR検査を受けてくださいということ。
そして、ここでPCR検査を受け陽性となった場合は、この検査会場(医療機関扱い)が世田谷保健所に発生届を提出します。とはいえ、無症状ですから、今の世田谷保健所の対応では「自宅療養していてください」と言われるだけだと思われますが。
そして、世田谷区は区のサイトで、【この検査会場へは「できる限り」公共交通機関を使用しないようお願いします】としています。前述のように区は、この検査会場を利用するのは抗原検査で陽性となった方、としていますが、この検査会場への行き帰りに、公共交通機関を使用することも、場合によっては仕方ないと考えているようです。
検査会場は上用賀公園拡張用地に設置されます。
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