災害や混乱に乗じて金を奪い取ろうという人間は必ずいます。皆様ご注意を!
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
世の中の災害、疫病、混乱などに乗じて人を騙し、金を奪おうという人間は必ずいます。昨年12月22日(火)の日経新聞紙面に「偽ワクチン詐欺」が発生しているという記事が出ていて「あー、これは世界中で同じような詐欺が流行るかも・・・」と思っていました。
【対コロナ、つけ込む闇サイト「偽ワクチン」早くも出現】(日経新聞)
記事は以下内容を伝えています。
・新型コロナウイルスのワクチン使用が初めて承認された数日後に既に、インターネットの闇サイトでワクチンが販売されていた。
・犯罪者らが世界的な予防接種の需要につけ込んで利益を得ようとしている。
・専門家によるとダークウェブ上で売られているワクチンの多くは偽物か注文しても送られてこないかのどちらか。
・感染リスクの高い人や特定業種の従事者へのワクチン接種を優先する方針をとった国では「割り込み」を可能にする証明書の売買市場が出現する可能性も高い。
日本でもこういうことが起こるのではないかと心配していたら、やはり・・・。世田谷区も以下のような情報を発信して注意を促しています。曰く、都内で保健所や役所職員を名乗る者から「PCR検査やワクチン接種ができる」「検査や接種に予約金が必要」と金を要求する電話がかかってくる事案が起きているとのこと。
都内において、保健所や役所の職員を名乗る者から「高齢者を対象にPCR検査やワクチン接種ができます」などといったサギの電話が入っています。詐欺グループはその後「検査や接種には予約金が必要です」とお金を要求してきます。このような電話を受けましたら、警察へ通報をお願いします。#世田谷
— 世田谷区危機管理部 (@setagaya_kiki) January 8, 2021
保健所や役所が、有料のワクチン接種や有料の検査の案内などについて電話をかけることはありません。こんな電話がかかってきたらすぐ警察へ通報を。
そして、以下は桃野に本日届いたメールで、これも間違いなく詐欺。スクリーンショットを撮りましたがメールはすぐ消去しました。皆様もご注意ください。政府が貴方のメールアドレス宛にこのようなメールを送ってくることは絶対にありません。総務省も以下のように注意喚起しています。
【特別定額給付金(新型コロナウイルス感染症緊急経済対策関連)】(総務省のサイト)
特別定額給付金について、政府からメールなどでお知らせをすることはありませんので、総務省や行政機関を名乗ったメールが届いたとしても、情報の詐取などを目的としたものと考えられますので、引き続き、御注意ください。
■これは桃野に届いたもの。間違いなく偽メールです!↓
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