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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2020-12-01

フラッグフットボールやタグラグビー。新しいスポーツにも区の施設利用は開かれるべき!

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

今日のブログも桃野の区議会一般質問より。「区民がスポーツを楽しむ場の確保について」も取り上げました。

■質問の様子はこちらの動画でご覧ください。

新型コロナ感染症の影響で今年は、スポーツ界も大きな影響を受けています。2020年夏に開催予定であった東京オリンピック・パラリンピックは延期に。国民的人気を誇る高校野球甲子園大会も春夏ともに中止となりました。身近なところに目を向ければ子ども達の運動会も中止や規模を縮小しての開催などとなったところが多いようです。

桃野も子どもの頃からスポーツに親しんできました。子ども達にとって大会中止など、打ち込んできた来たスポーツの発表の場がなくなってしまっては、そしてもしそれが最終学年での大会であれば、その喪失感はいかばかりかと心が痛みます。

前述の高校野球については関係者の尽力もあり、甲子園での交流試合や都道府県単位の代替大会が開催されました。当然、感染症対策には配慮しながらですが、大人が子ども、若者のスポーツの場、機会を確保し提供し続けるのは必要なことでは無いでしょうか。

先日、お子さんが地元のフラッグフットボールチームに所属しているという区民の方からご相談を受けました。チームはこれまで、区内某大学のグランドを借りて活動していたのですが、コロナ以降、大学には関係者以外立ち入り禁止となり、グランドの区民への開放も行われなくなってしまったとのこと。ついては、フラッグフットボールの練習場所を探しているとのご相談でした。

そこで桃野が、けやきネット(※世田谷区の公共施設予約システム)で世田谷区立総合運動場(世田谷区大蔵)のフィールド部分を利用できないのかと調べてみると、そこは「陸上競技以外では利用不可」の運用がされていました。その一方で、運動場の指定管理者である世田谷区スポーツ振興財団は自主事業等でフラッグフットボールやサッカーなどをこの場所で実施しており、且つホームページではサッカーやラグビーの利用ができる旨を表示しています。

 

区の公共施設において「自分達(スポーツ振興財団=区職員の天下り先でもある)が使うのは良いが、区民には貸さない」などということが許されるのでしょうか。桃野は議会で「総合運動場のフィールド部分は、財団以外の区民も様々なスポーツに利用できるようすべき」「より区民がフィールド部分を使いやすいよう人工芝の導入も検討すべき」と訴えました。

又、フラッグフットボールやタグラグビーなどは文科省の学習指導要領に掲載され、世田谷区の小学校でも授業に取り入れられているスポーツです。けやきネットで予約する地域体育館や学校体育館、校庭においては、他のスポーツと同じようにフラッグフットボールやタグラグビーなどの利用も可能かと確認の意味で質問しました。

区の答弁は以下内容。

・陸上競技場の利用可能種目としては、一般貸し出しにおいては「陸上競技」及び「運動会」のみとしているほか、スポーツ振興財団の自主事業や区民体育大会ではサッカー、ゲートボールなどの利用も行っている。

・一般貸し出しにおける陸上競技以外の種目への利用開放については、主な利用目的である陸上競技としての枠を確保した上でサッカーやラグビーなどのフィールド競技にも利用することは施設の有効活用の観点からも効果的だと考える。

・陸上競技と球技等のフィールド競技との割合、他種目利用による芝の管理などの課題整理と具体的な予約方法などについて、人工芝の導入を視野に入れながら、スポーツ振興財団と検討する。

・学校施設については、まずは学校教育での利用を最優先とし、続いて地域団体等による利用を優先している。さらに空きがある場合は、けやきネットにより、広く区民に開放している。

・現在、学校の体育館や地域体育館では、バレーボール、バドミントン、卓球等に加え、ボッチャ、セパタクロー、ショートテニス等の新しいスポーツに関しましても「その他屋内スポーツ」として利用されており、フラッグフットボールやタグラグビーも同様の取り扱いとなる。

・校庭については、現時点で利用できる種目は軟式野球、ソフトボール、サッカーに限られいる。今後、タグラグビーやフラッグフットボール等、学習指導要領で体育の授業に取り入れることが認められている種目を中心に、利用できる種目の拡充について検討する。

今回、区からはいずれもスポーツ施設の区民利用に対して、前向きな姿勢が示されたと捉えています。あと大事なのはスピード感。コロナで活動場所が無くなってしまったスポーツを楽しむ区民に素早い対応を!

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