小学校の裏門を出てすぐ。みどり溢れる「里山」で、今日は授業のお手伝い。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
本日は地元の区立小学校で授業のお手伝い。「おやぢの会」の仲間と共に、小学校の「総合」授業に参加してきました。
ここは国分寺崖線上に立つ小学校で、周囲は緑あふれる環境です。学校の裏門を出てすぐのところに「里山」と呼ばれている場所がありまして、豊かな樹木に覆われています。
今日はこの里山の恵みや、周辺の人々がどのような暮らしをしてきたか、その一端を学ぶ授業。先ずは里山から切り出した竹を、子ども達がのこぎりで小さく切り、それをやすりがけしてコップにする作業です。
そして、経験豊かな地域の皆さんから、昔はこうやって竹を活用していたんだよというお話。それに合わせておやぢの会のメンバーでデモンストレーション。例えば、竹細工に欠かせない「菊割り」を使った作業。これで竹を細く割きます。昔は竹を細く加工してからそれを材料に竹籠を編んだり、箕(ざるのようなもの)を作ったりしていたという話に合わせて。以下は竹を細く縦に割る作業の動画です。
竹の割り方。竹細工などに欠かせない菊割り。 pic.twitter.com/VpYrLlWokC
— 桃野芳文(世田谷区議会議員) (@momono4423) October 29, 2020
こちらは道具「菊割り」。この写真のものは竹を4つに割くものですが、もっと細く8割や10割の道具もあります。
「粗朶」づくりも。枝打ちしたものを束ねて粗朶にします。これは斜面の土留め用。
子ども達にとっても貴重な経験、勉強の機会になったのではないかな。我々も子ども達と一緒に学ぶことができて楽しかった。自分たちの町の特色、そして今のおじいちゃん、おばあちゃんが自分たちと同じ年頃にはどんな生活をしていたのか。是非、知ってもらいたいことの一つです。
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