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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2019-03-09

地域活動に取り組まれている皆さんとの懇談会で。例えば「虐待かな?」など、地域の課題・問題を知った時にどうするか。

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世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
今日は地元児童館の地域懇談会へ。
児童館、新BOP(Base of Playing)、PTA、区立小校長、区のまちづくりセンター、警察、民生・児童委員、町会・自治会長などなど。
行政に加えて、地域活動で様々活躍されている方々が一堂に会し、情報交換、意見交換などを行う会です。
先ずは地元の児童館、BOPでどんな活動をしているかのご報告。
子ども達がのびのびと日々過ごしている様子が伝わってきましたが、目に付いたのは「食」にまつわる色々。やっぱりワイワイ食べるって楽しいですよね。
喜多見児童館では区内では珍しく(多分ここだけだろうと思います)、公設公営の「こども食堂」をやってまして。名付けて児童館食堂。地域の方々から食材提供を受けながら今年度は18回。カレーや餃子、お好み焼きとこども達が好みそうなメニューが並び、ここまで17回の開催で述べ1,084人の参加があったとのこと。こども達の楽しそうな食事風景が目に浮かびます。
意見交換の部では、桃野も意見を少し。
世田谷区役所などの行政は基本的に申請主義。何か困りごとがあっても区民の側から求めていかなければ何もしてくれません。行政は「おせっかい」ではないんです。
でも、今日ここに集った方々、地域で様々な活動をしている方々こそ、地域にこんな悩みを抱えた方がいる、こんな辛い状況に置かれているこどもがいる、などということを知っているんですよね。皆さんこそが本当に行政の助けが必要な人に支援を届けるための目や耳になれる。
例えば、今、社会的なニュースになっている児童虐待。
そこで苦しい思いをしているこどもが、こども食堂に来てくれれば、そこから支援につながる可能性が高まりますが、そういう子が必ずしもこども食堂に来てくれるわけではありません。
こういう風なところに目配りしていると地域の課題を知ることができるとか、気にあることがあったら、こうやってその情報を行政に伝えているとか、あれば事例を教えて欲しいんですが、と皆さんに聞いてみました。
いくつか意見を頂いたのですが、印象的だったのは「地域の課題・問題を知っても、どこにそれを伝えたらいいかわからない、どこに言えばいいのでしょうか?」という意見。
地域で活動されている方であっても行政との距離はまだまだ遠いということなのでしょう。区からの歩み寄り、情報発信もまだまだ不十分ということを痛感。
簡単に言えば、どこに伝えてもいいんです。
世田谷区の場合は各地区にある「まちづくりセンター」に伝えてもいい、「こども家庭センター」など部署を特定して伝えてもいいし。この問題ならここが担当、というのは区役所の中で整理する話なので情報提供側はどこに伝えてもいいんです。
もちろん、桃野に伝えてもらってもいいです。議員は区民を代表する立場。区民の代表として行政と向き合うのが仕事ですから。ちゃんと対応します。
区行政と区民の距離、もっと縮めるための方策も考えなければ。
この懇談会で頂いた意見を参考に、桃野の議会質問になったこともこれまでありましたが、今日も良いお話をたくさん聞くことができました。
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