「災害時に自分達には何ができる?」地元の中学生が自発的に考え、運営してくれていました。頼もしい!
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
今日は避難所運営訓練へ。地域の一時避難所となっている区立小学校へ行ってました。
北海道胆振東部地震から10日。災害対策への関心が高いタイミングだと思うのですが、あいにくの雨で昨年より参加者が少ないような・・・。
参加者、ざっと30〜40人ぐらいかな。
桃野は例年参加して思うのですが、やっぱり「転ばぬ先の杖」が大切。
まず肝に銘じておかなければならないのは、いざ大きな災害がやってきた時に避難所というのは、その地域の皆さんで開設、運営しないといけないということ。
「役所がやってくれるんでしょう?」という方、それは誤解です。
災害時は、先ずは自助、そして共助、最後に公助です。
さて、今日はマンホールトイレの設置、炊き出し訓練、間仕切りの設置体験など。
もしも地域の避難所での生活を余儀なくされた時に、少しでも安定した環境、安全な環境を作れるように普段から必要な知識、経験を身につけておかなければなりません。
今日もいろいろとやってきました。
・こちらは坂茂さんが普及に取り組んでくださっているダンボール製の間仕切り。
・桃野も設置に参加
・炊き出しは、ガスボンベを使った小型発電機と灯油を使って。
・機材の組み立て、使い方など一通りこなしました。
・ここでお湯を沸かしてアルファ枚の準備。
・もしもお湯が沸かせない環境であれば、水でも戻すことはできます。
・封をして待つこと40分で美味しいご飯の出来上がり。今回はお湯を使ってほかほかのご飯。
・どこに何がある、それをどう使うのか。わかってないとご飯が食べられません。
あと、これ良いなーと思ったのは、地域の中学生がボランティアで運営することになっている「避難所カフェ」。避難所での暮らしはなかなか楽しみを見つけにくいのもの、そんな中で何かほっとできる場所を作れないかと地域の中学生が発案してくれたそうです。今日は、実際に避難所が開設された場合に備えての練習。桃野も乾パンとコーヒー一杯いただきました。
地域の皆さんと一緒にこうした取り組みを進めるのは、桃野にとってもとても良い経験です。皆さんの不安の声や、区政への要望もたくさん聞かせていただきました。
他にもAEDを使う練習や、家具転倒防止の重要性を啓発するDVDの鑑賞など。今日は「転ばぬ先の杖」のために良い1日でした。
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