6年生の「学習の記録」が金庫からなくなるって・・・
世田谷区の小学校で、児童・保護者の個人情報が紛失。
昨日の新聞報道でご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
世田谷区野沢3丁目の世田谷区立中丸小学校において。
6年生29名の個人情報を含む書類が紛失しました。
私は、個人情報の紛失、場合によっては個人情報の盗み出しの可能性もあると考え、一昨日の夜の段階で、役所の担当所管に事情をヒアリングしておりました。
26日の夜、保護者会が開かれ、学校側から詳細の説明がされるということでしたので、ブログでのご報告控えておりましたが、新聞報道もなされておりますので、本件に関して、ご報告いたします。
・紛失が明らかになったのは6年生1クラス29名のうち、26名の「児童の個人名や住所などが記載された書類」、16名分の「学習状況の記録などが記載された書類」。
・保護者の住所氏名のほか、児童の1年生から6年生までの過去の成績、児童個人の問題なども記載される書類でもある。
・該当書類は普段、校長室の金庫に鍵をかけて保管しているが、教師は自由に取り出すことができた。
・該当書類は職員室の外に持ち出すことは禁じられている。
・11月末に学級担任が業務の為、書類を取り出したところ、紛失に気付いた。
・担任が、最後に書類を確認したのは7月。
・紛失が明らかになったのは11月末。
・紛失の公表は12月26日。(1ヵ月書類を探していたとの区役所の説明)
・12月26日の午後7:00より保護者会が開かれ、保護者に説明と謝罪がなされた。
・紛失した26名、ないし16名に属性、規則性があるわけではない。
紛失なのか、意図的に誰かが持ち出したものなのかという違いで、事の性質は大きく変わります。
いずれにしても、他の小中学校で、同種の事が起きていないか早急に確認しなければならないでしょう。
そして、紛失の公表と保護者のへの説明が、なぜ1ヵ月後になったのかも気になります。
重要書類の管理のずさんさが問われます。
今後の再発防止のため、紛失の経緯など、しっかりと調査がなされなければなりません。
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