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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2017-07-12

外国人の生活支援に取り組む仙台市。日本語を母語としない子どもと親のための進路ガイダンスも。

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世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
私が議会で所属する「区民生活常任委員会」のメンバーで、月曜日から仙台、青森、函館の順に、各地が先進的に取り組む政策を学ぶため訪問しております。
月曜日(7/10)は朝、東京を出て仙台市にある「公益財団法人仙台観光国際協会」へ。大きなテーマは観光振興(国内外からの観光客誘致)と市内在住外国人の生活支援。
(公財)仙台観光協会は市の外郭団体である「仙台観光コンベンション協会」と「仙台国際交流協会」が統合されて生まれた組織で、仙台の名産品やプロスポーツ(野球、サッカー、バスケット)を活用した誘客活動、観光情報サイトや観光案内所の運営などを行っています。
そして興味深いのは、あわせて外国人住民への生活支援を積極的に行っていること、東北大学を始め市内にある大学に通う多くの留学生のほか、仕事等で来日する方の生活支援を日常的にオープンにされたスペースで行っています。
例えばゴミ出しのマナー啓発など、日常の基本的なことから、子ども達への学習支援、防災パンフレットの作成、配布など、外国人向けに多言語で対応。
公益財団法人仙台観光国際協会は、少し仙台市の中心市街地からは離れた場所にあり、アクセスはやや「気軽に」というわけにはいきませんが(仙台駅からバスで20分程度)、外国人で行政のサポートが必要な方や、国際交流に興味のある方が自由に立ち寄り、情報収集や行政相談などを行える仕組みになっていました。
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例えば、こうしたサポートも。
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桃野が訪問した際も、外国人の方、日本人の方、テーブルについて気軽にお話しをされていましたし、図書館スペースで調べ物をされている方もいました。
世田谷区では、外国人の生活サポートについて、一つの独立した組織を作って対応する段階にはないと思いますが、区内在住の外国人の困りごとに対して、気軽にお受けし、柔軟に対応できる機能は必要だと再認識しました。これまでは災害対応の部分に焦点が当たることが多かったのですが、教育も大事なテーマですね。
今回訪問した仙台観光国際協会は、2つの団体が統合されたものということで、財政のスリム化、行政改革という視点も強くあったのだろうと推察されるのですが、その部分の経緯や効果について伺った際は、はなかなかはっきりとした答えが出てこなかったのか少し残念だったな。
こちらは、アメリカのリバーサイド市から仙台市へ姉妹都市提携50周年を記念して送られたオブジェ(2017年寄贈)。通称「ビッグオレンジ」だそうです。
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