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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2011-10-01

不都合な事実は隠す。そんな馬鹿な。

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日本人は、もっと「知る権利」を大事にするべきではないか。
国家のやること、自治体のやること、役所のやること、これを間違いのないものだと思い込んではいないか。
そう思わざるを得ない事実です。
今朝の朝刊各紙に掲載されていた記事、「沖縄密約をめぐる文書の有無」についての判決。
1972年、沖縄がアメリカから日本に返還される際、日本とアメリカが密約を交わしていた。
この密約については、既に「あった」という事実は確定しています。
関連文書はアメリカの国立公文書館で公開されており、覆る話ではありません。
この密約文書について、西山太吉氏ら25人が、国を相手取り、情報開示を求めていました。
そして、今般の東京高裁の判決。
判決内容にあるのは、「日本政府が秘密裏に文書を廃棄した可能性を否定できない」というもの。
日本政府が捨てた。
公文書を秘密裏に。
これは、遠いどこかの国の話ではなく、民主主義国家である、我が国、日本のお話です。
私も今年の5月に議員になって、既に数度の情報公開請求を行っています。
行政の仕事をチェックするためには、情報公開は胆です。
行政に聞き、それを信じるだけでは、不正を見つけ出すことも、税金の無駄遣いを指摘することもできません。
情報公開がなされなければ、区民の皆様の利益を守るために働く事なんてできっこない。
ただでさえ、ベッタリと黒塗りでつぶされた文書が出てくることも少なくないのです。
更に、「捨てた」とか「存在を隠す」とか。
そんなことがあるということに対して、国民は怒り、強く抗議をしなければならない。
心よりそう思います。
身近な行政、例えば世田谷区だって、情報隠しが有るのか。無いのか。
隠されたら、もうお手上げ。
それはそうでしょう。
しかし、ここを突破し、真実に近づくことこそ、議員に求められる能力です。
頑張ります。

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