世田谷区議会はもっと公開性を高めるべき!議論は全て有権者に対してガラス張りに!
議会運営委員会へ。
本日の議会運営委員会(議運)では、区民の方からの陳情の審査も。
中でもその審議に大きく時間が割かれたのが以下の陳情です。
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新区議会でも「議会制度研究会」を作って議会運営がもっと区民に身近になる具体策を検討するよう求める陳情
世田谷区では前期(先の選挙の前の4年間という意味)、「議会制度研究会」をつくり、主に「議会基本条例」について他の議会での制定状況や、世田谷区議会での必要性などについて議論を進めてきました。
一方、今期(選挙後の新たな議会という意味)は、この「議会制度研究会」を設置するか否かも含めまだ白紙。
そこで、今般6名の区民の方々より上記陳情が提出されたという流れです。
本日の陳情者からの説明や、提出されている文書から、「本会議や予算・決算委員会だけでなく、他の委員会もインターネット中継を行なう等更なる情報公開を」「委員会の傍聴をもっと多くの区民に参加しやすく、わかりやすいものにしてほしい」「陳情書全文と趣旨説明・質疑もネット公開してほしい」などの願意が含まれていることがわかります。
これまで桃野もことあるごとに主張してきましたが、民主主義が機能するための絶対的な条件の一つに「議会の公開性」があります。議会での議論は有権者に対してガラス張りであるべき。
(一部、プライバシーや安全に関わる問題等、合理的な理由から非公開とされるものもあるにはありますが)
その意味でも、桃野は、この陳情の趣旨には賛同します。
さて今日の議運での審査の結果は・・・
自民→継続審査
公明→不採択
民主・社民→継続審査
共産→趣旨採択
F行革→趣旨採択
(F行革は桃野の所属会派です)
意見が分かれ、採決となったのですが、我々の会派F行革、共産以外は「継続審査」に挙手し、この陳情は「継続審査」ということになりました。
しかし「継続審査」というのは、本来の意味とは異なり、世田谷区議会の場合は「結論を出さない。お蔵入り」を指します。我々の会派としては、残念な結果ですが、この陳情を採択しなかったことをもって「今期は議会制度研究会を設置しない」ということになるものではありません。又、今後の区議会の議論によっては「議会制度研究会」での議論を特別委員会でのテーマとして議論するということも考えられます。
何れにしても、一層の議会の「見える化」は目指すべき。
桃野も引き続き取り組んで参ります。
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