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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2014-10-05

車の交通量が多い国道(例えば国道246号線)の車道左端に「自転車専用レーン」があったら

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オリンピックを控えて、様々な準備が進みつつある東京。
交通需要の増加に対応する一つの手段として「自転車」に注目があつまっています。
舛添都知事は、自転車走行環境の整備に意欲を見せていますし、政権与党である自民党の谷垣幹事長も湾岸部を候補地として「自転車特区」の構想に言及しています。
自転車は排気ガスを出さない、適度な運動になる、渋滞知らず、満員電車に乗らなくて良い、交通費がかからない等、便利な乗り物です。
桃野も、雨さえ降らなければ、仕事での移動も含め常日頃から”日常の足”として活用しています。
ただ、自転車をもっと便利に、安全に、そして歩行者や自動車と共存していくためには都市整備の面からも課題があることは事実。
例えば東京の幹線道路などでは、(歩行者とも自動車とも分離されて)自転車が安心して走れる道というのは余りありません。
そんな中、国土交通省が中心になってある試みが進んでいます。
(以下、2014年6月6日朝日デジタルより抜粋・要約)
・交通量の激しい東京都世田谷区の国道246号で、自転車とバスの走行帯が共用化される。
・大都市で初の試みで国土交通省が年度内の実施をめざす。
・自転車が安全に車道を走れる環境を整えることで、歩く人と自転車の接触事故を減らすねらいもある。
・共用化されるのは三軒茶屋―駒沢(約2キロ)。
・時間帯によりバス専用レーンとして運用されている道路のうち三軒茶屋―駒沢に限り自転車の走行帯を併設する。
(抜粋・要約ここまで)
そもそもこの区間は、バス専用レーンとはいえ自転車は車道の左端を走るのが基本的なルール。
今回の国交省の試みは、自転車をなるべく車道に誘導することと、自動車の運転手に自転車が通ることを意識してもらうことが狙いでしょう。
実は、既に世田谷区内では自転車専用レーンは一部設置されています。
例えば区は、平成20年度、成城学園前駅周辺地区をモデル地区として選定し、『自転車走行環境のモデル整備』を実施しました。
住宅街を走る一部の車道の両端に幅約1メートルずつの自転車走行帯(ブルーゾーン)を設置し、自転車が車道の左側通行を遵守することを促しています。
(住宅街の実施ですから幹線道路に比べればインパクトの大きい事業ではないと思いますが・・・)
写真
「自転車は邪魔」「車道が狭くなる」などといったドライバー側からの反対意見も出て来そうですが、自動車の通行量が多く、都心の大動脈となっている国道においても、自転車走行帯の整備が進むことは良い事だと思います。
環境に優しく、健康的な自転車。
桃野は、世田谷区においても自転車走行に関するルールづくりやインフラ整備を進め、都市交通における自転車利用を促進するべきだと考えています。

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