世田谷区がいくらで買うか。
8月2日(火)のブログでお知らせいたしました。
世田谷区では「池尻二丁目都有地活用プロジェクト」が進んでいます。
http://www.momono-yoshifumi.net/?p=459
さきのブログでは、「財産評価委員会」がどうやら、価格評価を拒否したようだ、とのことは、皆様にお伝えしている通りです。
本日(8月7日)の東京新聞にて、この件が記事になっております。
以下、記事の抜粋。
・世田谷区の諮問機関である財産評価委員会は価格評価を拒否
・理由は、”着工してもいないものを評価できない”から
・世田谷区は予定どおり売買契約を結ぶ意向
・区役所内では”着工前でも委員会に評価してもらえると思っていた”との声
・世田谷区は、財産評価委員会のかわりに、港区の「日本建築積算協会」に評価を委託する意向。
(抜粋以上)
そもそも、財産評価委員会は、世田谷区が物件を購入する際に、その購入価格が適切なのかどうかを判断する役目を持っています。
まさに「ムダ使い」がされないための仕組みの一つなのです。
その「財産評価委員会」がダメなら、別のところに頼めばいい、という世田谷区の発想は、区民の理解を得られるでしょうか。
適切に区民サービスを提供するための施設は必要です。
そこに異論はありません。
しかし、仕組みを変えてまで、強引に、数十億円にのぼる高額な買い物をすることに問題はないでしょうか。
こんなことになるなら、「そもそも財産評価委員会って何なの?」ということにもなります。
「区にとって都合のいい評価を出してくれる業者を選んで評価してもらえばいい」ということだって起こり得るのです。
”区民の税金を一円たりとも無駄にしない”
そのためにも、公正明大、区民にとってわかりやすい進め方にすべしと考えます。
会派内でも議論を進めたいと思います。
【東京新聞8月7日(日曜日)】
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