桃野よしふみ三大トピック振り返り②(世田谷区の自動車のナンバープレートが「品川」から「世田谷」へ)
桃野よしふみ三大トピック。
先日に続き、第二位をご紹介。
「”世田谷ナンバー”の導入差し止めを求めて提訴」(8/1ブログアップ)
上記ブログから紆余曲折ありましたが提訴は却下され、世田谷区内の自動車のナンバープレートが現在の「品川」から「世田谷」に変更されることが決定しました。いまだに勘違いされている方も多いのですが、世田谷区内で登録される新たな車は、全て世田谷ナンバーとなります。(品川との選択ではありません)
世田谷ナンバーの導入は、区内商業団体、工業団体の意を受けた世田谷区長が、熱心に旗振り役を務め、決定されたものです。
私には、女性を中心に住所が特定されることによる嫌悪感などの声が寄せられるなど、「世田谷ナンバー反対!」の声が多く届き、又私自身も世田谷ナンバー導入の必要性をさっぱり感じませんでしたので、様々な場面でこの問題を取り上げてきました。
そんな中わかってきたのが、区長が「区民の大多数が世田谷ナンバーの導入に賛成している」と根拠にしている「世田谷区民無作為抽出アンケート」が、オカシイという事。
アンケートの結果、世田谷ナンバーに賛成する区民は8割とされているのですが、アンケート回答の選択肢は「賛成」と「反対」のみで、「わからない」「どちらでもない」がありません。
そして、アンケートに答えた方の属性をみると年齢は「60代以上」73.9%、世田谷区在住期間では「10年以上」が99.6%と区民全体の構成バランスとは大きくかけ離れています。
本当に無作為抽出アンケート?
本当に区民の声が反映されているの?
更に、区長は世田谷ナンバーの導入によって「区内の産業が活性化される」と明言していますが、本当にそんなことあるんでしょうかね。
本当に区民のニーズがあるのか、ないのか。
世田谷区は、区民の声にしっかり耳を傾けた上で、進めるのか否か判断するべきです。
参照→世田谷ナンバーを考える会ホームページ
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