保坂区長の自宅。接道していない「再建築不可物件」なのに、なぜ家を建てることができたのか。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
昨日(11/28)は区議会本会議3日目。
我が会派からは大庭正明議員が一般質問を行いました。
引き続き、世田谷区長の自宅にまつわる問題についても取り上げています。
以下関連ブログです。
接道義務を果たしていない「再建築不可物件」なのに、なぜ家を建てることができたのか。簡単にいうとそういうことなのですが、徐々にその”保坂スキーム”が明らかになっています。
*接道義務とは?
建築物の敷地は、原則として幅員が4メートル以上の道路に、間口2メートル以上接していなければなりません。もしも幅4メートル未満の道路であれば、道路の中心線から2メートル下がらなければなりません(セットバック)。下がった部分の土地は、自治体に寄付したり、所有権を維持しながら道路として供出したりする形(プランターを置くなど私的利用はできません)が一般的です。

ということで、保坂区長(建築時はフリーライター)は、なぜ家を建てることができたのか。
以下は東京都多摩建築指導事務所にあった文書をトレースして書き取ったもの。保坂区長の敷地から東側にほぼ倍の土地になるように線が引いてあります。保坂区長以外の名前は隠しました。

保坂区長は、隣地の土地を”借りて”自分の敷地に組み入れて建築確認申請を行った旨を、そしてこの”借りた土地”について区長は無償で借りた、文書は交わさず借りた旨、説明しています。
100平米以上の土地を無償で、契約書の類もなく借りたという点でも不可解ですが、この保坂区長が借りたと言っている土地、実態は保坂区長以外の別の方が資材置き場等として継続的に使用されており、そもそも保坂区長が本当に借りたのか、また借りたと言っても接道義務をクリアーするために”借りたことにした”のではないか、との疑念を持ちます。
無償ですからね。
「いつからいつまで借りていたのか」との質問に対して保坂区長は「建築が始まる前に借りて、建築が終わってしばらくしてから返した」と答えています。
えっ、建築時など役所と絡む時にだけ借りて、そのすぐ後に返したら、接道はどうなっちゃうの?
まさに、これでは、実態としては”借りたことにして家を建てた”ということになるのではないでしょうか。繰り返しますけど、無償ですから。
そして保坂区長の家は、この”借りた土地”も含めての容積率、建蔽率で建物が立っているようで「公的な資料から読み取ると、保坂区長の家は、容積率・建蔽率がオーバーしているのではないか」との視点での質問も行なっていますが、それに対して保坂区長は「再度、計測したら当初考えていたよりも土地が広かった、建物は小さかった。問題なないと考えている」旨の説明をしています。
世田谷区民でも、接道していないなどの「再建築不可物件」に住んでいる方は、セットバックして自分の土地を供出したり、周辺の土地を購入して接道したり、もしくは仕方なく接道していない土地を周辺の方に廉価で売却したりとそれぞれご苦労をされています。
それが、このような”一時的に隣地を借りて接道クリアー”というやり方を「何も問題はない」と区長が言い続けていいものでしょうか。
昨日の大庭議員の質問については、世田谷区議会のサイトでご覧下さい。「令和7年11月28日本会議、一般質問、大庭正明議員」です。
詳細はこちらのブログでもご覧下さい。













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