2025-03-10
服務監察を行わずして事件を幕引き。区は「本当は真相究明をするつもりがない」のでは。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
本日のブログも先の予算特別委員会での質疑から。
世田谷区役所で相次いでいる「金品亡失事件」について。
質疑の様子は以下の動画でご覧ください。
これまで議会で取り上げ、ブログ等でもご報告していますが、世田谷区役所内で金品の亡失(なくなる)が相次いでいます。
以下関連ブログです。
約5万2千円分の切手が無くなる。
区民が窓口で収めた約2万3千円の現金が無くなる。
生活保護費、約30万円の現金がなくなる。
障がいのある方等に支給する「都営交通無料乗車券」(3年間有効)がなくなる。
この中で、区が職員に亡失の責任があるとして賠償を求める方針を示したのは約30万円の生活保護費のみ。それも桃野が議会で問うてからようやくの方針転換でした。
今回、同じ現金がなくなった2万3千円の例とどう違うのか。こちらも同様に過失のある職員を特定し賠償を求めるべきではないかと取り上げました。
結果、区の答弁はこれまでと変わらず。
簡単に言えば「調査はしたが区の職員の過失を特定できなかったので賠償は求めない」という内容でした。
生活保護費の亡失の件では、区の監査委員から「事故報告の提出が遅い」「服務監察を行うのが遅い」と、現区政に対して厳しい指摘がなされています。2万3千円の亡失の件も同様ではないでしょうか。こちらは服務監察を行わずして対応を終了してしまっています。
服務監察を行わずして、事件に幕を下ろす。これでは「区は本当は真相究明をするつもりがない」と考えるのが妥当ではないでしょうか。
是非、本ブログ冒頭に掲載した質疑の動画をご覧ください。
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