2024-10-10

世田谷区では1か月児健診の費用助成を行っています。償還払いですので申請漏れにご注意ください。

世田谷区議会議員、桃野芳文です。

10月7日（月）の決算特別委員会でも取り上げましたが、世田谷区では「1か月児健康診査費用」の助成を行っています。

乳幼児健康診査については、母子保健法により、市町村で「1歳6か月児」及び「3歳児」に対する健康診査の実施が義務付けられていて、加えて、乳児期（「3～6か月頃」及び「9～11か月頃」）の健康診査も全国的に実施されている状況。

世田谷区はいずれも実施しています。

そして今年度から国は新たに、「1か月児」及び「5歳児」健康診査の費用を助成することで、出産後から就学前までの切れ目のない健康診査の実施体制の整備を支援するとしました。世田谷区ではこの仕組みを活用し、今年度から1か月児健康診査費用の助成を実施しています。

しかし、ここでご注意頂きたいのは「１か月児健康診査費用の助成」は償還払いであること。

償還払い、つまり助成費用を受け取るためには、費用を病院で支払った後で区に請求する必要があります。いわゆる立替払いですね。

申請期限はお子さんが1歳の誕生日を迎える前日までです。区に問うと助成件数はまだ少ないよう。今後も含めて償還払いの申請に漏れが出ないよう、区から丁寧に情報発信することを求めました。

対象の皆さん、お忘れなきようご注意ください。

◾️国の1か月児健康診査に係る支援事業の概要

（１）内容

・対象者：出生後27日から生後6週に達しない乳児

・実施方法：原則として個別健診

・健診内容：身体発育状況、栄養状態、疾病及び異常の有無、新生児聴覚検査、先天性代謝異常検査の実施状況の確認、ビタミンK2投与の実施状況の確認及び必要に応じて投与、育児上問題となる事項

（２）補助率

・補助単価: 4,000 円/人

◾️ 区における1か月児健康診査への支援内容

（１）対象者

令和6年4月1日以降に出生後、生後27日を超え、生後6週に達しない乳児

（２）実施方法

個別健診に係る健康診査費用の助成

詳細は以下、区のサイトをご覧ください。