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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2012-11-20

世田谷区の方針は「区民サービスの値上げ」です

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現在、世田谷区では「区施設の利用者負担等の見直し」を進めています。
区民が必要に応じて利用できる、区民会館などの利用料金や、保育園や幼稚園の保育料、新BOP学童クラブ利用料の導入、高齢者へのおむつ代助成事業の見直しなどです。
簡単に言ってしまえば、「区民サービスの値上げ」。
区民負担は増えることになります。
今般、世田谷区のホームページに、こういった事に対する区民意見アンケートの結果が掲載されました。
こちら

http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/107/160/784/d00122284.html
区の主張を聞いていると、数々の区民サービスの値上げは「お金が無いから」ではなく、「公平な区民負担のため」というのが理由だそうです。
つまり、区立幼稚園の利用者は恩恵を受けて、私立幼稚園の利用者は恩恵を受けない。
これは不公平だ。この格差を縮めるために公平にお金を負担してもらおうと。
この理由が本当にそうなのか、取って付けたものかはさておき・・・
私が区民の皆さんとお話していて、よく聞くご意見は「もしもお金が足りないなら、負担が増えるのはしょうがないし、利用者ばかりが優遇されると言われるなら負担もします」というものです。
ただし、その後に続くご意見は「でも、我々に新たな負担を強いる前に、税金のムダ遣いをきちんと無くして欲しい」というもの。
区民の皆さんだって闇雲に、負担が増える事を毛嫌いされる方は多くないと思います。
ただし、行政が内部努力をせずに、区民負担にばかり手をつけてくる事に対する不満や、一生懸命納めた税金、負担する利用料などはきちんと正しく使って欲しい、というお気持ちだと思います。
私は議員になって1年半あまり、様々な税金のムダ遣いを追及してきました。
・何の実績も無く、闇に消えた補助金
・一般職員用に8台も常駐している運転手付きの公用車
・世田谷サービス公社を優遇する随意契約
・違法な道路占用許可などの不適切な事務手続き
などなど
自分たちの内部努力を棚に上げて、区民の皆さんへの負担を強いるというのはまさに「権力の横暴」と言えるのではないでしょうか。
区のまとめた「区民意見」もしっかりと読み込みたいと思います。

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