役所もキャッシュレスの推進を。スポーツ施設や美術館等もキャッシュレス化を進め、区民の利便性向上に努めるべき。事務負担の軽減にもなるはずです。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
決算特別委員会では、区民施設での「キャッシュレス」の取り組みを求める質疑も行いました。
桃野はこれまで議会で、区民の利便性向上のためにもキャッシュレスの取り組みを推進すべき、との趣旨で取り上げてきました。
例えば。
令和3年3月11日の予算特別委員会では、財務部に対して「区と金融機関がビジネスパートナーとして連携して、キャッシュレス化の推進等に取り組むべき」との趣旨で質疑を行いました。
続いて令和4年6月13日の区議会本会議では、新しくDX副区長に就任した松村副区長に公共施設でのキャッシュレス化を提言。
その後、令和4年9月26日の区民生活常任委員会で区は「区民窓口及び出張所におけるキャッシュレス決済の導入について」との報告を行なっています。
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、世間では急速に進んだ感のあるキャッシュレス。今、民間事業者において、支払いは「現金のみ」というところはどんどん減っていますよね。当然、役所も区民の利便性向上のため、更なるキャッシュレス化を推進すべき。
ざっと区施設の状況を調べたところ、クレジットカード、QRコード、交通系ICなどを使えるところも増えてきてはいますが、例えば、大蔵運動場、大蔵第二運動場、大蔵第二運動場温水プール、千年温水プールの団体利用は現金決済のみです。
他には、世田谷美術館を見ると、区民ギャラリー施設使用料は現金か振込払い、区民ギャラリー備品使用料の支払いは現金のみ、清川泰次記念ギャラリーと向井潤吉アトリエ館は観覧料とミュージアムショップともに現金のみとなっていました。世田谷文学館については、観覧料、ミュージアムショップともに現金もしくはクレジットカード。
区民の暮らしに近い、日常的に利用されているスポーツ施設や美術館等もキャッシュレス化を進め、区は区民の利便性向上に努めるべき。役所もなるべく現金を扱わない方が事務負担の軽減になるはずです。
そういえば、昔、区民が窓口で支払った税金(現金)がいつの間にやら消えてしまい、未だその現金を懐に収めた犯人は捕まっていないという事件もあります。
【世田谷区役所で、ある区民が納税した23,000円が紛失!同じ職場で昨年9月には52,000円超の切手も無くなっています】(2018年3月19日 桃野ブログ)
キャッシュレス化を進め、現金を扱わないということは防犯上も効果的。役所のキャッシュレス、どんどん進めるべき。
桃野の質疑の様子は以下の動画でご覧ください。キャッシュレスに関する質疑は12分42秒まで早送りすると出てきます。
世田谷区長は相変わらず「木を見て森を見ず」。パートナーシップ・ファミリーシップ宣誓は、それを望む方々が平等にその権利を与えられるべき。 世田谷区長、真剣に職場の規律を保とうとする気持ちがないのでは。お金や切手の紛失があっても、有耶無耶に終わってしまう現区政。 ゴールデンウィークに感染拡大の懸念。1歳、小学校就学前、2回のワクチン接種を。2回目の接種率が低下気味の指摘も。 区立小中学校で仕事をしている世田谷区の事務職員。人件費は約3億4,300万円/年です。さて、その仕事の中身は・・・ コロナ禍で人と人の繋がり方は大きく変わりました。社会的孤立の問題も。女性より男性、そして高齢になるにつれコロナ禍による増加幅が大きい傾向です。
コメントを残す