toggle
世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2023-10-01

親は気にしすぎない。他の子どもにできて自分の子どもにできないこともある。また逆に、他の子どもはやらないけど自分の子どもだけがやることもある。

LINEで送る
Pocket

 

世田谷区議会議員、桃野芳文です。

本日は、地元区立中学校で勉強会に参加しておりました。これまで、桃野も企画側の一員として準備を進めてきた勉強会。

発達障がいについて、又子どものメンタルヘルスについて、児童青年期の精神医療がご専門の山登敬之(やまとひろゆき)先生に、お話をしていただきました。

子どもとの接し方で悩む方、決して少なくはないですね。会場では質疑応答にも多くの時間が費やされ、勉強会としてとても良い雰囲気だったと思います。講演会が終わってからも多くの方が山登先生に質問、相談をされていました。

山登先生のお話を”桃野なり”にまとめると以下の内容になります。(山登先生の言葉から印象に残ったもの、そして先生の言葉からの桃野が解釈したことです)

・大切なのは子どもの笑顔と家族の幸せ

・気にしすぎない。他の子どもにできて自分の子どもにできないこともある。またその逆、他の子どもはやらないけど自分の子どもだけがやることもある。それでも子どもにとっては、これまでと何ら変わりのない自分。

・発達障がいと言われる人。上手にできなくてもまるっきりできないわけではない。上手にできなくてもその人なりにできるようになる。ゆっくり発達する人とも言える。

・刺激に対する反応は様々。「刺激に反応→注意散漫、イライラ」「刺激を回避→その場を離れようとする」。「刺激をブロックする→無意識のうちに感覚を麻痺させる」など。こういうふうに反応しているんだなと冷静に捉えることで対応できることもある。

・生活習慣をきつく強制しない。風呂に入りたがらない→病気にならない程度であればOK、「風呂に入りなさい!」ときつく言っても益々心を閉ざすのでは。「しばらく風呂に入ってないから入ったらどう。入ったらさっぱりするよ。」と促す声かけを。

・こだわりのある人はいる。こだわりを取り上げない。

・不用意に体に触らない。押さえつけようとすると騒ぎが大きくなる。

などなど。

当たり前の話ではありますが、やはり専門家の話は大変勉強になります。良い時間になりました。区政での施策にも取り入れて行きたいお話がたくさんありました。今日の学びを活かし、取り組んでまいります。

 

LINEで送る
Pocket

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です