2012-05-05
31年連続の減少。歯止めがかかる様子は無し。
今日はこどもの日。
「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日とされています。
私は、こどもたちを取り巻く環境、我々大人が作り上げてきた社会について思いを致し、こどもたちにどんな社会を残して行くか考える機会にしたいと思っています。
さて、そのこども達。
数は減少の一途をたどっています。
総務省がこどもの日にあわせて発表した15歳未満のこどもの推計人口は、前年より12万人少ない1,665万人。
1982年以降、31年連続の減少で、さらに統計をさかのぼれる1950年代以降でもっとも少ない数字です。
総人口に占めるこどもの割合は、1950年に35.4%であったものが、今年は前年より0.1ポイント下がって13.0%。
これを諸外国との比較で見ると、米国19.8%、中国16.5%、イタリア14.0%、ドイツ13.4%を下回る水準となっています。
国内の都道府県別でみると、こどもの割合が最も高いのは沖縄県の17.7%、最も低いのは東京都と秋田県でいずれも11.3%です。
少子化の進行に歯止めがかからず、逆ピラミッド型の人口構成に向かう日本。
社会保障、税、教育、自治体のあり方、変わらずに進めて行けば、やがて制度は破綻するでしょう。
大人が、これからの社会の形に無関心でいては、こども達の未来を苦しめる事になってしまいます。
大人がこどもたちの未来について考え直すのも、こどもの日の大切な過ごし方ではないでしょうか。
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