ラグビーW杯の日本開催は2019年。世田谷区の小学校で「オノタケ式ボールゲーム」や「タグラグビー」の普及を!
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
世田谷区議会は今日は予算特別委員会の最終日。
桃野もこれまで質疑を重ねてきましたが、今日の補充質疑での質疑で終了。
ほっと一息というところだったのですが、自民党、公明党から予算の組み替え動議が出まして、全ての日程を終えたのが21:45頃。長い1日となりました。何がどうしてそうなったのか。その辺りのことは追ってブログでご報告したいと思います。実は、結果から言うと結局は「何も起こらなかった」に等しいんですけどね。
さて、今日のブログは先日の「文教委員会所管質疑」で取り上げた「オノタケ式ボールゲーム」について。
桃野はこれまで世田谷区議会で「タグラグビー」の普及について取り上げてきた経緯があります。区内に拠点を構えるジャパンラグビートップリーグのリコーブラックラムズの皆さんとも区立小学校でのタグラグビー教室の開催で連携してきました。
今回の質疑の中で、区側も答弁していましたが、リコーブラックラムズの皆さんにご協力いただいての「世田谷区立小学校でのタグラグビー教室」は、平成28年度実施の学校は12校、平成29年度の応募校数は27校でした。来年度の応募は現時点で32校。年々増加している状況に、桃野も嬉しく思っています。
さて、このタグラグビーは、身体接触をともなわないラグビーというもので、タックルの代わりに腰からぶら下げたタグを奪うという、老若男女が楽しめる良いスポーツです。
■タグラグビーの詳細はこちら
タグラグビーの普及についても、桃野はどんどん後押しをしていきたいのですが、タグラグビーをより手軽にというバージョンといったらいいでしょうか。より手軽に、そしてボールを後ろに投げるのがちょっと難しいという子ども達にも楽しんでもらえる「オノタケ式ボールゲーム」も区内の子ども達に紹介していきたいと思っています。
こちら、タグラグビーのコートを図にしたものです。
このコートの中に、4人対4人、もしくは5人対5人に分かれて戦いますが、攻撃側はゴールに向かって一方向に走ることになるので、守備側がずらっと並んしまうと、なかなか自由にボールを持って駆け回ることができません。
そこで、オノタケ式ボールゲームでは、より「鬼ごっこ」の要素を強く盛り込んで、以下のコートで行います。
タグラグビーのコートよりも一回り小さいサイズのコートが想定されていますので、よりスペースが限られたグランドでも可能。そして子供達は一つのゴールにトライしたら、別の3つのゴールのいずれかに向かって走りますので、コート内でプレーヤーが分散して立つことになり、ボールを持った選手が自由に駆け回るスペースがたくさん生まれます。
使う道具はタグラグビーと同じ。タグラグビーとオノタケ式ボールゲーム、その時々に合わせて、どちらも楽しむというやり方も可能です。
このオノタケ式ボールゲームの開発思想は「子ども自身が考えて動く」「ゲーム性を持たせる」「コーチが答えを言わない」ということに基づいていることも注目されていて、昨年はラグビーマガジンで10月号から1月号まで4号で特集記事になっていました。
そしてその普及活動をしているのが元日本代表、ラグビー界の大スター、小野澤宏時さんです。
オノタケ式ボールゲーム、今春から町田市立の全小学校で授業での導入も決定。世田谷区も世田谷ラグビースクールや世田谷区立千歳中学など小学生中学生のラグビーが盛んですから、こうしたボールゲームも含め世田谷区の学校でも是非普及を進めたいと思っています。
■質問の様子は世田谷区議会のサイトからご覧いただけます。(1:00:10まで早送りすると桃野質問部分となります)
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