桃野ブログに3度目登場の今村雅弘復興大臣。最後は「辞任」の結果。「やっぱり、こうなったか・・・」と思ってしまう。
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
国会で起きていることや、国会議員の人となりなどについては、ほとんどメディアを通じての情報しか持っていませんが(親交のある一部の国会議員除く)、この人は本当に「わかってない人」なのではないか、とブログで取り上げてきたのが今村雅弘復興大臣です。
このブログで3度目の登場ですが、3度目のブログでは「復興相、辞任」のニュースを扱うこととなりました。
「あー、やっぱりこうなったか」という風にも思ってしまう。
死者1万5,893名、行方不明者2,553名、そこに原子力発電所の事故も加わり甚大な被害を引き起こした東日本大震災。
その震災からの復興を全力で進める重責を担うはずの復興大臣が、昨日、自民党二階派のパーティーで以下の発言をしたそうです。
【以下、2017.04.26日経新聞に「今村復興相の発言」が掲載されていましたので、引用します】
(25日の講演で)
みなさんのおかげで東日本大震災の復興も着々と進んでいる。M9.0。日本観測史上、最大だ。津波も高く死者1万5,893人。一瞬にして命を失った。社会資本の毀損もいろんな勘定の仕方もあるが25兆円だ。これはまだ東北で、あっちの方だったからよかった。これがもっと首都圏あたりだと莫大な、甚大(な被害)だったと思う。
(引用以上。強調の赤色は桃野がつけました。)
被災者の生活に、そして心情に寄り添うべき復興相の発言がこれです。
報道によると、発言後、記者の質問に対して当初は「東北を軽んじたつもりではない」旨の弁明をしていた(その後、発言を撤回、謝罪)ようでもありますが、記者に指摘されるまで、この発言をしてよいものか、悪いものか判断が付いてない時点で、「復興相の資格なし」と断じざるを得ません。
復興庁の要職といえば大臣、副大臣、政務官。
そのうち「長靴」で辞任の務台俊介政務官に続き、復興大臣も辞任ということになりました。
被災地の方々の心情を察すると、こちらも泣けてきます。今度こそ、まっとうな復興大臣をと祈るばかりです。

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