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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2016-06-24

朝の駅頭活動で、レポートを受け取ってくれる中学生、高校生をたくましく思い、こちらも心が励まされています。

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世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
参議院選挙の真っ最中ですね。
連日、新聞紙面は選挙関連の記事でいっぱいです。
そして、今回の選挙の注目点は、やはり「18歳からの選挙権」。
この選挙で、これまで20歳以上だった選挙権が18歳以上と改められます。
若者の投票率やいかに。

でも、各紙の報道を見ていると、これまでも変わらず若い世代の関心は薄いよう。
例えば、本日(6/24)の読売新聞。
写真
新たに選挙権が与えられた18、19歳の関心はやや高めですが、それでも40代以上と比べると低い数値です。
誰に投票するか、どの政党に投票するかはさておき、若い世代にも「自分たちで決める」という態度を持ってもらいたい。
どのみち、国や地域で起こることについて、その責任から逃れられないのだから。
さて、桃野は昨日の夕刻、ある高校生(仮にAさんと呼びます)の訪問を受けていました。
数ヶ月前にメールで連絡をいただき、お互いにスケジュール調整。
まとまった時間が必要そうだったので、少し実現まで時間がかかりましたが満を持して臨んだのが昨日。約1.5時間にわたるインタビューとなりました。
いやー、楽しかった!
Aさんは世田谷区在住で都内の高校に通う17歳。
(後数ヶ月で、参議院選挙で投票できたのに!と残念そうでした)
メールでのアポ取りから昨日の訪問まで終始、一人で段取りをしてくれたたくましい高校2年生です。
Aさん曰く。
選挙権が18歳に行き下げられる法律の施行を知った。
今の日本では選挙などの際に主に若者中心に投票率が低くなっている。
しかし、その中でも高校生や大学生などが中心となって政治に関する活動が行われているのをニュースなどで見聞きする。
そういった活動が今ひとつ盛り上がらないのは、政治に関する活動を行うことができる、コミュニティスペースが不足していることも一因ではないか。広場、公園、駅前、公共スペースなどなど、人が集まる空間、コミュニティスペースと政治活動について研究している。
かつて(民主主義の本場であった)欧州の国々では、カフェや広場が自由な議論の場だった。
若者に限らず、市民が生活のために議論しあえる場という視点で、世田谷の街で必要な広場、コミュニティスペースとは何かを考えたい。
とのこと。
(概ねそういう趣旨)
イデオロギーとは少し距離をおいた姿勢で、真摯に政治について考えている素敵な若者でした。
桃野も楽しく、ありったけの知識、経験を動員して向き合い、結果1時間半という時間に。
桃野からは、広場の概念を広くとらえてみたらどうか。
時代の変遷から、必要な広場を考えてみれば。
海外の事例、オススメの図書などの紹介、などなど。
もちろん、世田谷区の実状についても説明しました。

Aさんのレポートは来年の夏、完成予定だそう。
自分の地元、「世田谷の」と地に足をつけて考えてくれるよう。
こういう高校生、どんどん増えてほしいな。
朝の駅頭活動でも、レポートを受け取ってくれる中学生、高校生をたくましく思い、こちらも心が励まされています。
もちろん、中高生の訪問は大歓迎。
夏休みの宿題でも、個人的な興味や研究でも、趣旨は問いません。
みなさん、ご連絡はこちらからどうぞ。
ご連絡、お待ちしています!

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