舛添問題は次の段階へ。猪瀬都知事が、札束を模した箱をぎゅーぎゅー鞄に押し込んでいたアレです。。。
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
舛添都知事への都議会での追及が連日報道されています。
日本の首都、東京の都知事が二代続けて、世論の強い批判にさらされている現状。
腹が立つやら、恥ずかしいやら。
さて都議会では、6月13日(月)に総務委員会の集中審議が行われることが決定したよう。
総務委員会の集中審議といえば、前都知事の猪瀬直樹氏が、札束を模した箱をぎゅーぎゅー鞄に押し込む姿が哀れを誘ったアレです。
一問一答式で次々と質問が飛んでくる集中審議は、本会議場での代表質問や一般質問とは比べものにならない厳しいもの。
さて、舛添都知事はしっかりと説明責任を果たし、(彼にとっての)これまで最大のピンチを乗り越えることができるでしょうか。
ちなみに、猪瀬都知事を追い詰めた百条委員会(*注)については、法律で「地方公共団体の事務に関する調査」を扱うと定められていることから、都議会最大会派の自民党が「国会議員時代の公私混同疑惑を調査するには馴染まない」というスタンスのようなので、今のところ設置されることはない見込み。
次の段階として、先ずは総務委員会の集中審議。
報道によると、都議会閉会後の6月20日にも引き続き集中審議を行うことで主要会派が合意したとされています。
桃野は都民の一人として思うのは「必要な時間は惜しまず、しっかりと審議してもらいたい」ということ。多くの都民も同じではないでしょうか。
都知事の立場とは相当の重みのあるものです。
そして、今回の集中審議は、その都知事の座をかける場所となるのでしょう。
都議の皆さんは、あらゆる能力(気力も含めて)を駆使して、仔細に事実を明らかにしていくべきです。
結果、知事の資質に疑義が生じれば不信任案提出も当然のこと。
不信任案が可決された場合、都知事には「都議会の解散」という対抗手段が準備されていますが、議会は、それならそれに正々堂々と立ち向かうべきであることは言うまでもありません。
都議会の突き付けた「不信任案」に賛成か反対か。
最終的に都民が判断する(争点となる)、大変意味のある選挙が行われることになります。
*百条委員会
地方議会が設置する特別委員会の一つ。
証言・若しくは資料提出拒否に対し禁錮刑を含む罰則が定められている。
猪瀬都知事が追及を受けていた際、百条委員会の設置が決定的になったことで猪瀬都知事の辞任につながった。(実際には、設置される前に猪瀬都知事が辞任)
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