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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2016-04-09

政治家の言葉遣い。最近何だか”オカシイ”と思いませんか?

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世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
政治家にとって「言葉」は何より大切なもの。
言葉で生きているといっていい。
特に「議場」での言葉は、細心の注意を払うべきもの。
のはずなんですが・・・
某党の衆議院議員(もちろん、選挙で選ばれた国民の代表ということになります)が、他党を指して「○○党ってアホじゃないかと思いますね。アホ、バカ、もうどうしようもない政党です」などと発言したそう。
それも委員会という公式な議論の場で。

こちらは、本日(4月9日)の朝日新聞。
スクリーンショット 2016-04-09 10.43.07

批判することと、貶めることには雲泥の差があります。
何かを狙ってやっているのか。
単なる「俺は偉いんだ」という奢りなのか。
加えて気になるのが、最近の流行り言葉なのでしょうか。
「〜だとしたら、申し訳ない」
という言葉。
最近良く聞くような気がしますが、これなんなんでしょう。
謝罪なのか、言い逃れなのか。
・誤解を与えたとしたら、申し訳ない
・行き過ぎがあったとしたら、申し訳ない
・不快な思いをさせたとすれば、申し訳ない
最近、こういう言葉を使う人増えてますね。
「別に悪いとは思ってないけど、みんながそういうなら謝るよ」
といった「言い逃れ」にも聞こえる。
そう言えば、こんなコトもありました。
平成24年7月と少し前ですが、桃野が世田谷区議会で「デジコン事件」(区民のお金が闇に消えた補助金不正事件)を追及していた時のこと。
桃野が追及しても、区は「不当」な行為があった、「違法」な行為があったということを頑なに認めない。
そこで、桃野は
「不当ではない」という答弁は「妥当だ」と言っているということだ。
「偽りその他不正の手段により補助金の交付を受けたという行為が不当でもない、これは妥当だ」というのは大変な答弁だ、と指摘しました。
すると、区長(今の区長です)が出て来て・・・
「不当でないということは、イコール妥当だということにはなりません。我々が〜」
とトウトウと語り出した。
語るに落ちるとは、まさにこのこと。
「不当ではない、妥当でもない」
なんのこっちゃ(笑)。
まあ残念ながら、今の世田谷区長の言葉づかいもそんなものということです。

以下、当時の議事録を抜粋してコピペしておきます。
長いですが、興味をお持ち頂けた方は是非ご一読下さい。
(面白いですよ)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◆桃野よしふみ 委員 不適切という言葉が先ほどから非常に議論をわかりにくくしているんですけれども、違法か、適法か、その適法の中では不当なのか、不当ではないのか、それしかないじゃないですか。関係ないところから全然レベルの違う概念を持ってきて不適切と言われると、それはどこに当てはまっているのかわからなくなりますから、不当なのか、不当ではないのかで答えてください。
◎宮崎 政策経営部長 不当ではないというふうに考えています。
◆桃野よしふみ 委員 これは大変なことだと思いますよ。これは偽りその他不正の手段により補助金の交付を受けたという行為が不当でもない、これは妥当だということですからね。偽りその他不正の手段により補助金の交付を受けたという行為が、世田谷区は妥当だというふうに主張しているんです、これは大変なことですよ。
◎保坂 区長 不当でないということは、イコール妥当だということにはなりません。我々が不適切という言葉を総括で用いた。これは検証委員会の報告をよく読み、それぞれの調査、ヒアリングもした上で、この事案についてかかる指摘があった。公募要領に書いてあることをはっきり明記してあるにもかかわらず、出させていないというのは客観的な事実として重く受けとめ、これについては大変よくないことであると。ただ、全体として、それで審査が著しく不当とか、あるいは不正とか、あるいは不法とか違法とかというところに逸脱していったんだというところまでの認識ではないということで総括報告はまとめているわけです。
 ですから、都のほうがこの条文を使って取り消しをしてくるわけですけれども、我々区のほうがこの条文についてそれは当てはまるのかどうなのかということを言うときには、先ほど議論があったように、これについて受け入れないんだという判断を仮にするとすれば、どれも該当しないという議論が成り立つわけです。そうではなくて、都の返還請求については、反省点もあり、不適切な事案もあったので受け入れようとしているわけですから、これについて、この条文に書いてあることをもって、では、それは不法なんですね、違法なんですねというふうにご質問されるものですから、それについては違う認識だと言っているわけであって、都の認識について、逆にそれを反論として何か言っているという相関関係にはないわけです。
○山口ひろひさ 委員長 桃野委員、ご指名しますけれども、もうこれは堂々めぐりで、多分認識が違うので、あなたの求める答えは出てこないと思うんですが、この関連に関しては、これが一応最後ということで。
◆桃野よしふみ 委員 我々は言葉でやっているわけですから、概念の違う言葉を持ってこられても、要は進まないわけですよ。おっしゃるとおりです、進まないわけですよ。これは不当ということ。違法、不法、不当、宮崎部長はよくご存じだから、こういうことを言うのも失礼かもしれないが、これは法律の言葉ですから、これは辞典の言葉を今読みますよ。
 不当は、法には違反していないが、制度の目的から見て適切でないことをいう。例えば裁量権のある者が権限の枠内で不適切な裁量をした場合には、違法ではないが、不当であるなどという、これは法律で書いてあるじゃないですか。不当なのか、適法なのかという議論をしているときに、不適切という言葉で逃げられたら、これは議論が進まないですよ。
引用以上
議事録原文はこちら
 

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