又か・・・、せたがや文化財団。今度は労働基準監督署から是正勧告!
またもや「せたがや文化財団」の件。
世田谷区の幹部職員の定年退職後の天下り先であり、10億円/年規模の補助金が区の予算(つまり皆様の税金)から支払われるせたがや文化財団。
このせたがや文化財団が、事業者に”買いたたき”を行なっているとして、公正取引委員会の行政指導を受けたのが今年7月です。
桃野は、これまでこういった問題を取り上げ、せたがや文化財団を初めとする区の外郭団体の改革を訴えて参りました。
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ところがナント今度は、労働基準監督署からの「是正勧告」と「行政指導」を受けることに。
定年退職後の世田谷区の元幹部がずらっと経営陣にならび、まがりなりにも”公益財団法人”の看板をかかげる団体がいったい何をやっているのでしょう。
今回(10月28日付)、労基署からの是正勧告、指導を受けたのは以下のような内容に対してとのこと。
・職員の実労働時間の適正な把握への対応
・労働者への割り増し賃金の未払い
・個人業務委託において労働者性に疑義がある(雇用関係のような関係ではないか)
・職員の適正な労働時間の把握
・事務局が中心となり、全社的に職場の改善をはかること
特に、最後の項目。
事務局機能の脆弱性への指摘、そして全体的に職場環境の改善が必要との身もふたもない指摘だと思われます。
今日の区民生活委員会でも、桃野はこの問題、様々な角度から質問をし、指摘をしましたが、どうも区はこのような不祥事に対して、切迫感を持ってないように感じます。
外郭団体を「指導する立場」にあるのが世田谷区です。
ましてや、毎年多額の税金が注ぎ込まれている。
天下り先に居る先輩方への気兼ねなど捨て、この機に、改革を進めなければなりません。
桃野も引き続き、この問題を追及していきます。
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