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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2011-08-02

世田谷区の「大きな買い物」の予定

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 本日は午後より、池尻のある工事現場を視察してきました。
 
 ここは元は都営アパートの跡地。
 今は民間企業数社による開発が行われています。
 
 東急田園都市線池尻大橋駅からは徒歩7分。
 近くには世田谷公園、病院、などのある好立地です。
 敷地の大部分においては、マンションの建設が進んでいます。
 そして、その土地の一部には、民間企業が保育園、児童館、地区会館などの施設を建て、開発企業から世田谷区に売却される計画が進んでいます。
 しかし、ここで問題が。
 通常、この種の物件を区が購入するにあたっては、区の諮問機関である「財産評価委員会」がその価値を査定し、土地建物売買契約を結びます。
 ところが今回、「財産評価委員会」が出した答えは・・・
 
 「まだ物件が存在しないものは評価できない」
 というものだったらしいのです。
 (らしいといのは、区の担当者に財産評価委員会での話の内容など聞いたのですが、委員会での内容は外に出せないというのです。それもオカシイと思い、現在、関連した条例など調べています)
 現在、区では、「財産評価委員会」が評価できないなら、他の機関で評価を受けようと、「日本建築積算協会」という社団法人に依頼をかけています。
 
 区が購入する物件である以上、区民の大切な財産が使われるということは言うまでもありません。
 土地、建物の購入金額が適正であるかどうは大事なポイントです。
 その大事なポイントを担っているのが「財産評価委員会」のはず。
 「財産評価委員会」がダメなら、他の機関が評価するという手続きは問題ないのでしょうか。
 「財産評価委員会」の役割、位置づけも問われる案件です。
 本当に、公正なお金の使い方がなされるために、その方法が一番妥当なのか。
 
 普通に考えれば、数十億円になる、世田谷区と民間企業による売買契約となるはずです。
 「区民のお金を一円たりとも無駄にしないこと」
 「公正でオープンな売買契約であること」
 「世田谷区民にとって必要な施設は開設するべきであること」
 大切な事を見失わないように、しっかりと情報収集し、議会での議論に当たりたいと思います。
 
 
  
 
 
 
  

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コメント2件

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