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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2013-09-19

世田谷保健所、区民の秘密をばらす!(1)

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本日は世田谷区議会本会議3日目。
桃野は一般質問を行ないました。
テーマは大きく2つ。
本日は「世田谷保健所に関する問題」についてブログにてご報告します。
保健所は区の生活衛生、公衆衛生の担い手です。
そして住民の健康と安全を守る為、営業許可、立ち入り検査、違反施設に対する営業停止など、いわゆる「権力行政」としての大きな権限を持つ機関でもあります。
そんな世田谷保健所の記事が今年4月20日の産経新聞に掲載されました。
「内部告発を受け弁当業者の検査を行った世田谷保健所が、業者側に告発の事実を漏らし、通報したパート勤務の女性が検査当日に解雇された」という記事。
記事は
・業者側が内部告発を把握した経緯について“保健所の検査員から聞いた”としていること
・解雇された女性も“検査員が業者側に話しているのを見た”としていること
・取材に対して保健所は「個人情報に関わるため答えられない」としていること
を伝えています。
この報道の4日後、保健所は、この件について、福祉保健常任委員会にて報告を行っています。
報告の内容は
・世田谷区としては公益通報者保護制度に基づいて運用を行っております。
・区としては適切に対応したものと考えております」
というものでした。
しかし、私が、先の新聞報道以降、調査した内容は決して保健所が「適切に対応した」とは言いがたいものです。
以下の内容について真偽を確認しました。

事業者に通報者を特定するような情報を与えたのか。
それが事実なら、世田谷保健所の大変な失態、不祥事ということになります。
通報者は、この検査の後、解雇されていますが、その原因を保健所がつくったことになります。

本件について、保健所に通報があった際、保健所の職員は通報者に対して…
「通報者の名前が会社に知られ経済的損害を被った場合、保健所に持ち込まれても責任は持てませんから」と発言している。
この発言が事実であれば公益通報者保護法の精神を踏みにじる発言です。
公益通報者保護法には「事業者が公益通報を理由として解雇することの他、降格、減給その他不利益な取扱いをしてはならない」と明確に定めています。
加えて、保健所しか知り得ない“通報者の名前”について「会社に知られても責任はもてませんから」と発言することは何を意味するのか。推して知るべしです。

その後、保健所は事業者に立ち入り検査を行いましたが、その際、逐一「○○と言っている人がいます」とあたかも内部からの通報で検査を行っていると推定される発言を繰り返しながら検査を行った。
本来であれば公益通報に基づく検査であることは事業者に秘匿されるべき事でしょう。
「通報したのは誰か」“犯人捜し”が始まり、小規模事業者であれば容易に通報者が特定される危険があります。

保健所は、立ち入り検査の後も引き続き、この事業者と接触していますが、その過程で実名を挙げて「○○は、今度は東京都に通報に行っているそうです。何を考えているのですかねぇ」と通報者の名前を事業者に伝えた。
区は、通報者の名前を事業者に伝えたばかりか、通報者と東京都とのやりとりという、業務上知り得た秘密を事業者に暴露しています。そして”今度は“という発言は、立ち入り検査の原因となった通報者について、事業者に確信を与える発言ともいえます。
(あまりにも事業者との関係が濃いのでは?)
そして答弁はと言うと…
通報者の名前を含め「東京都に通報をしている旨」を事業者に伝えた旨は認め謝罪。
「○○と言っている人がいます」と内部からの通報で検査を行っていると推定される発言を繰り返しながら検査を行ったこと、についても認めましたが、あくまで調査自体は「適切」に行なわれていると責任逃れに終止でした。
「有ったか無かったも答えられない」と自分たちが答えたくない事は答えないといったような答弁もありました。
はっきり言って、反省しているとは思えません。
次回ブログで引き続きご報告します。
■区議会ホームページはこちら
http://www.discussvision.net/setagayaku/index.html
平成25年第3回定例会
「9月19日(木)収録内容を表示」をクリックすると桃野の質問の様子をご覧頂けます。

 

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