運動・栄養・休養
東日本大震災より3月22日で11日が経過しました。
東京でも余震が続く日々ですが、人々は落ち着きを取り戻しつつあるように感じます。
一時、奪い合いのようになっていた米、食パン、トイレットペーパー、紙おむつもスーパー店頭でみかけるようになってきました。ガソリンスタンドに並ぶ車も、数日前までのような長蛇の列ではありません。
大きなダメージを受けなかった地域においては、冷静に日常を取り戻していくこと、被災地復興の支援、経済の立て直しなど、次ステップに向かって、それぞれの役割を果たしていかなければなりません。
その為にも、先ずは心身の調子を整え、前向きに生活していける状態を作っていきたいですよね。
日常を取り戻しつつある状況の方に意識してもらいたいのは、運動、栄養、休養のサイクル。
・元気に動けばお腹がすく
・心地よく疲れたうえで、しっかり食べればぐっすり眠れる
・しっかり食べてぐっすり眠れば、また翌日元気に動ける
どこかがズレてくると、全体が乱れてきます。
日中はなるべく陽にあたり活発な活動を。
食事では、ビタミン、ミネラルなど身体の調子を整えるものを意識して摂る。
夜は22:00〜2:00の回復の為のゴールデンタイムにしっかりとした睡眠を心掛ける。
ぐっすりと深く眠れないようであれば、食事量を少し減らしてみるのも一考。
食べすぎた状態で眠りに入ると、消化器の活動が活発になり、安眠を妨げることもあります。
眠りが浅いようであれば「腹八分目」を意識した食事を試してみるのも良いと思います。
また、体調維持には水分の適切な補給も大切。
一日1Lを目安に水やお茶などを。
夜中にトイレに行きたくなることを避けるために水分の摂取を制限する方もいるようですが、あまりお勧めできません。水分不足に陥ると疲労感の増大、食欲の減退が起こりますので注意が必要です。
元気に暮らし、一生懸命各々の役割を果たす。
誰でもできる復興の第一歩です。
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