2025-09-01
区施設の指定管理者(5年間)に「債務超過」の株式会社を選んで大丈夫?
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
本日は区民生活常任委員会。
区からの報告事項の中に「世田谷区立北烏山地区体育室の指定管理者の指定」がありました。
指定管理者制度とは地方公共団体が設置する公の施設、例えば図書館や体育館などの管理運営を民間事業者等の指定管理者に委託する制度。
上記の体育室で言うと、本来は区が自前で管理運営すべきところを、民間事業者にお金を払い、管理運営を任せてしまうやり方です。
今般、区民生活常任委員会にて区から、指定管理者に選んだ事業者(株式会社です)の報告があったのですが、その中で、その会社の財務状況に対する評価は「C」だったことも明らかにされました。
ちなみに、区はこの体育室の指定管理者を公募で選んでいるのですが、応募してきたのは1社のみ、その1社に決めたという経緯です。
区の説明を聞くと「財務状況を見ると債務超過ではあるが、資金繰りには問題はない。指定管理者として問題ない」との話ですが、地域の区民の皆様の大事な施設である体育室の運営が滞るようなことが起きないよう、今後もしっかりとチェックをしてもらわなければなりません。
本日の委員会での議論を、短い動画に編集しました。ご覧下さい。
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